【北京2022年6月24日PR Newswire=共同通信JBN】
chinadaily.com.cn からのニュース報道:
Beijing Daxing International Airport Economic Zone(北京大興国際空港臨空経済区、BDIAEZ)は、今後数十年で世界クラスの「エアロトロポリス」(空港を中心とした都市部)になることを目指し、未来の都市を探究するイノベーションコンペティションを開始した。
「Future City」Explorer Global Innovation Competition(「未来都市」探究者グローバルイノベーションコンペティション)は5月27日に始まり、8月下旬まで続く。
コンペティションの主催者であるBDIAEZ管理委員会によると、グリーンで低炭素の開発、文化的包摂性、新しい消費、スマートテクノロジーの4つのテーマに焦点を当て、このイベントは都市開発への提言を収集し、政策、技術およびビジネスモデルの革新を促進し、資源の配分とマッチングを支援するように企図されている。
たとえば、スマートテクノロジーセクターは、経済区の管理とサービスを向上させ、スマートシティの構築を支援する最先端のテクノロジー、モデル、提言を求めている。
若手の学者、学生、研究機関のほか、国内外のハイテク企業やスタートアップ企業がアイデアやプロジェクトを売り込むことが歓迎されている。
主催者によると、北京大興国際空港を中心とする北京大興区のBDIAEZは実験場として機能し、トップの出場者を支援し、プロジェクトの産業化と立ち上げを推進する。
賞金に加えて、彼らは投資家に推薦され、業界リーダーや著名な学者からの指導を受けられると主催者は付言した。
このコンペティションは、BDIAEZがInternational C&E and Consumption Hub(国際コンベンション&展示会および消費ハブ)開発の計画と設計を求めている中、最近開催したイベントの一部である。このプロジェクトは、コンベンションおよび展示会ビジネスを推進し、消費を促進することを狙いとしている。
BDIAEZの中核エリアは約150平方キロメートルで、北京市内の50平方キロメートルと隣接する河北省内の残りの部分で構成される。International C&E and Consumption Hubは北京セクションの東部に配置される。
管理委員会によると、中国国務院は2016年に経済区の設立を承認し、同区を国際交流のための機能キャリア地域、国家航空技術の主要エリア、および北京、天津、河北省の協調的開発のための実証区に発展させるという戦略的目標を掲げた。
BDIAEZは、空港と機能ゾーンの優先政策を活用することにより、グローバルなリソースが収集されるセンターと地域の経済成長の新たな原動力を構築しつつある。
BDIAEZの包括的な産業パターンは、生命・健康産業を主に、ハイエンドのサービスと航空セキュリティーを基盤に、新世代の情報技術と高機能機器を予備として形作られた。
自由貿易区のイノベーションサービスセンター、医療機器インテリジェント製造パーク、生物医学インキュベーター、国際ビジネスコンプレックスなど、6つの主要な工業団地が開設された。
BDIAEZは、北京で唯一、自由貿易区と首都のハイテク実証区であるZhongguancun Science Park(中関村サイエンスパーク)の優遇政策を採用する地区であり、サービス部門を開放するための市の戦略に従っている。
BDIAEZ管理委員会は現在80の管理権を保有しており、そのうち49は大興区政府から、31は市政府から委任されている。
承認手続きが合理化され、サービスが最適化されたビジネスフレンドリーな環境の構築において、目覚ましい前進が実現した。
BDIAEZはまた、承認の効率を高めるためのオンラインサービスプラットフォームを開設する一方で、困難を抱える企業に1対1の支援を提供する。
管理委員会によると、経済区は今年、20件のメガプロジェクトに署名し、そのうちの6件が稼働を開始する予定である。
経済区は今後も改革を進め、輸出志向型産業を育成し、空港の円滑な運営を図っていく。
2035年までに、近代的でスマートで環境に優しい経済区が構築される。経済区の開発計画によると、同区は地域の質の高い開発を促進する上で重要な役割を果たしていく。
北京大興国際空港は、その時点までに、年間の乗客数は最大1億人に上る国際航空ハブになる見通しである。
「Future City」Explorer Global Innovation Competitionは現在、登録を受け付けている。
サインアップするには、以下のリンクをクリック:
https://www.wenjuan.com/s/YRN32a8/