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【長沙（中国）2022年6月21日PR Newswire ＝共同通信JBN】2022年はSANYがPutzmeisterを買収して10周年である。さかのぼって2012年、SANY GermanyとCITIC PEはPutzmeisterの全株式を3億6000万ユーロで取得した。若々しく積極的な企業であるSANYにとってこれは画期的な動きであり、世界の建設機械業界の状況を一変する出来事だった。
欧州トップのコンクリート機械メーカーだったPutzmeisterは過去10年間、SANY Groupの下で着実な成長と発展を遂げた。2011年に5億ユーロだった売上高は2021年には8億ユーロを突破し、世界のコンクリート機械市場で主導的な地位を保っている。
ドイツの同族企業だった同社は、研究開発（R&D）と製造、販売のネットワークを欧州、米国、アジア太平洋地域に広げ、今では154カ国・地域で国際的なプレゼンスがある。
この10年間にPutzmeisterはSANYの世界事業網との一体化が進み、今日では世界中のコンクリート機械製品のほぼ半分がPutzmeisterかSANYのロゴを付けている。
SANYにとってPutzmeisterは、国際化、インテリジェント製造、第4次産業革命に適合するコンセプトと手法の実用体験をもたらす。Putzmeisterとしては新事業の開発力が SANYの資金支援とリソースによって強化される。
両社間のR&D協力は際立った成果をもたらした。合同R&Dチームは欧州市場向けの「V8 シリーズ」と「45メートル・コンクリートポンプトラック」の売り出しに成功し、現在は電子、インテリジェント、デジタル各製品の新分野でリードしている。Putzmeisterは世界初のハイブリッド型コンクリートポンプトラック「iONTRON」を発売し、コンクリートの製造、輸送、注入工程にビッグデータ技術を採用し、生産性と作業・燃料効率を向上させた。
両社はともに市場の相互開放で貢献している。Putzmeisterのコンクリート吹き付け機械や電動機械、産業ポンプ、ベルトコンベヤーといった製品は、SANYを通じて中国市場へ参入した。同じように多くのSANY製品はPutzmeisterのネットワークによって世界中で見られるようになっている。SANYを代表する会長代表で、Putzmeister Holding GmbH取締役のJiang Xiangyang博士は「売上高の拡大に比べると、買収の意義は、SANYに西側大手企業の詳しい情報や先進諸国の市場、企業統治の方法をもたらしたことにある」と述べた。
SANYとPutzmeisterの提携はこれまで、研修、従業員交流、R&D、事業開発の各分野で飛躍的に優れた成果を創出した。手を差し伸べ合う提携は、それぞれ単独の場合よりもはるかに良い結果につながっている。1プラス1は2よりも大きな成果を生み出した。
