【深セン(中国)2022年6月15日PR Newswire=共同通信JBN】Huawei Cloud(ファーウェイクラウド)は15日のHuawei Partner and Developer Conferenceで、15の革新的サービス、および GoCloudとGrowCloudという2つのパートナーコラボレーション・フレームワークを発表した。会議では、ファーウェイ(Huawei、華為技術)のフラッグシップ的ICTコンペであるHuawei Developer Competitionも開始された。
Huawei CloudのZhang Ping'an最高経営責任者(CEO)は、基調講演の中で「企業がさらにデジタル化を進める中で、SaaS(サービスとしてのソフトウエア)の採用が全産業的に増えている。今後の10年間、われわれはSaaSの黄金の10年間に向かいつつある。Huawei Cloudは、Everything as a Serviceを提供する。われわれは、産業にSaaSをより早く提供するために最良のクラウドを構築するよう努めている。クラウドサービスを継続的に革新し、パートナーや開発者と密接に協力することで、イノベーションの口火を切り、ともに未来を照らすのを望んでいる」と語った。
15の革新的サービスは、Expertise as a Service、Technology as a Service、Infrastructure as a Serviceをカバーしている。これらには、産業、政府、暖房、採炭、教育向けの5つのaPaaS(Application Platform as a Service)サービスとリッチメディアメッセージのワンストップサービスのKooMessage、デジタルツインクラウドマップのKooMapという2つのコアaPaaSサービス、および新しいクラウドストレージのKooGalleryが含まれる。Zhang氏はまた、DataArtsデータガバナンスパイプラインと他の3つのパイプライン向けのさまざまな新サービスを発表した。3つの新サービスは、MetaStudioデジタルコンテンツパイプライン用の仮想ヒューマンサービス、ModelArts AI 開発パイプライン用のModelBox(AIアプリケーション開発フレームワーク)、DevCloudソフトウエア開発パイプライン用のCodeArts IDEである。
同じく発表されたGoCloudとGrowCloudの2つのコラボレーション・フレームワークは、パートナーの能力向上と市場拡大を支援する位置づけである。GoCloud は、パートナーの能力を育成し、パートナーがHuawei Cloud上で強固なソリューションとサービスを構築するのを支援して、顧客にさらに多くの価値をもたらすのを目的にしている。GrowCloudは、パートナーの顧客カバレッジの拡大を支援して、売上の成長を加速し、成功の達成を共有するのを目的とする。
Huawei Cloudは常にエコシステムに重点を置いている。Huawei Cloudは現在、3万8000以上のパートナーと302万人の開発者を持ち、パートナーからリリースされた7400のマーケットプレイスオファリングがある。インテリジェントな世界のクラウド基盤として、Huawei Cloudは、Kunpeng、Ascend、HarmonyOS、Huawei Mobile Services(HMS)を含むエコシステムと提携して、開発者とエコシステムを支援している。Huawei Cloudは、今年中に140万人以上の開発者を集めることを目指し、全体で500万人の開発者に力を与える計画である。
「Spark Infinity」をテーマとするHuawei Developer Competitionは、会議で正式にスタートした。Huawei Developer Competitionは、ファーウェイのICTコンペのトップコンペとして、世界の6つの地域をカバーするCloud Foundation TrackとIndustry Trackを設置し、総額500万元の賞金を提供する。Huawei Cloudは、学生、企業、技術愛好家が参加し、クラウド上に新たな価値を創出するのを歓迎する。