ロンドン, 2022年6月7日 /PRNewswire/ -- 金融サービス業界の企業間ワークフローの大手プロバイダーTaskizeは6日、500の金融機関が現在、同社のネットワークに依存し、2021年1月の289社からほぼ2倍になったとする重要なマイルストーンを発表した。
85カ国で事業を展開する最近の同ネットワークの成長は、T+1決済などの業界イニシアチブに伴う新しい規制の波によって促進されてきた。The Settlement Discipline Regime of the Central Securities Depository Regulation(CSDR、証券集中保管機関規則の決済規律制度)と非清算店頭デリバティブ取引に係る証拠金規制(UMR)が、決済破綻と委託証拠金紛争の解決をより速く、より効率的に促進するソリューションの必要性の高まりを生み出してきた。
Tier 1投資銀行、証券会社、資産管理会社、ヘッジファンド、CSD(証券保管振替機関)、保管機関、CCP(清算機関)が利用する世界的なウェブベースのプラットフォームによって、企業は組織内だけでなく、取引先企業との間で運用上の問題をより効率的に管理できるようになる。
Taskize Smart Directory(TM)とTaskize Bubble(TM)により、ユーザーはすべての作業を1つの場所で管理でき、決済、コーポレートアクション、収入、担保など、取引後のすべての作業フローをより効率化できる。
ネットワーク参加は迅速で簡単なプロセスである。電子メール、Microsoft TeamsおよびSymphonyとのシームレスな統合で、新旧双方のコミュニケーションチャネルでのワークフローが可能になる。使いやすいアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)は既存のアプリと統合し、内部ワークフローをさらに効率的にするためにビジネスネットワーク全体に拡張できる。これが、柔軟でスポンサー付きサブスクリプションモデルと連動して、18カ月以内に500社へと加盟企業の急速な増加を促進した。
TaskizeのPhilip Slavin最高経営責任者(CEO)兼共同創業者はこの成果について「市場からの強い需要を経験した後、この重要なマイルストーンを通過したことに興奮している。当社ネットワークの成長は、当社プラットフォームを使用して企業間ワークフローの便宜を実現した人々にTaskizeがもたらす価値の証である。規制圧力の高まりに直面して、Taskizeユーザーのネットワークが成長を続けると期待している。それによって、業界は世界の金融業務チーム間の電子メールを最大90%という根本的な削減の恩恵を受け、累積的な利益をもたらすだろう」とコメントした。
Taskizeネットワークと参加方法の詳細は次を参照:https://www.taskize.com/join-the-network/
▽Taskizeについて
Taskizeは、85か国の500社を超える金融企業から信頼されることで、金融サービス業界の構造化した企業間ワークフローの大手プロバイダーとなり、買い手、売り手、保管機関、市場インフラ、フィンテックプロバイダー全般の経営効率を向上させている。Taskizeは電子メール、電話、チャットの非効率性と危険性を排除し、取引後の当事者間の問題を安全かつ効率的に解決するために必要なすべてを提供する。Taskizeは簡単に採用でき、利益実現に繋がるオープンアーキテクチャーを持つクラウドネイティブである。Taskizeは世界をリードする金融市場インフラストラクチャサービス事業者のEuroclearが所有し、独立して運営している。LinkedInで@Taskizeをフォローするか、www.taskize.com を参照。