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Learが自動車用シートのクライメートコントロール分野で世界をリードするI.G. Bauerhinを買収へ

Lear Corporation
2022-06-03 06:00 1647

*サーマルコンフォートソリューション領域での戦略を加速させるための買収

【サウスフィールド(米ミシガン州)2022年6月3日PR Newswire】

シートと電子システムの分野で世界的な自動車テクノロジー・リーダーであるLear Corporation(NYSE: LEA)はこのほど、自動車のシートヒーター、ベンチレーション、アクティブクーリング、ステアリングホイールヒーティング、シートセンサー、および電子制御モジュールを供給する株式非公開企業、I.G. Bauerhin (IGB)を買収する最終合意に達したと発表した。

LearはIGBが保有するキャッシュおよび債務を含まない形で、同社を1億4000万ユーロで取得する。規制当局の承認およびその他の慣習的な完了条件を待ち、買収は今後6-9カ月内に完了の見込み。

この取引は、Learによるサーマルコンフォートソリューション企業の買収としては2社目であり、同社は自社の製品機能をアクティブクーリングに拡張し、既存製品を補完する。Learは今年2月、Kongsberg AutomotiveのInterior Comfort Systems 事業部門(Kongsberg)の全株式を取得している。この部門のコンフォートシートソリューションには、シートマッサージとランバーサポート、およびシートヒーターとベンチレーションが含まれている。

LearのRay Scott社長兼最高経営責任者(CEO)は「IGB買収は、Learの垂直統合戦略を促進し、革新的なサーマルコンフォートソリューションの大手プロバイダーになるとの当社のビジョンを前進させる。Learの業界をリードする自動車シートに関する専門知識とKongsbergの製品および機能をIGBの最先端技術と一体化させることで、当社のOEM顧客と消費者の主要な優先事項に沿った効率的かつ高性能なシートシステムの商品化を加速することができる」と語った。

クライメートコントロール分野のグローバル・リーダーであるIGBは、ドイツのグリュンダウ・ローテンベルゲンに本社を置き、7カ国・9工場に4000人超の従業員を擁している。1976年以来供給しているIGBのサーマルコンフォートの製品群は、高級車、普通車、希少車そして電気自動車に至るまで、さまざまな種類の車に搭載されている。IGBは2021年、約2億500万ユーロの売上高を計上した。

LearのFrank Orsini執行副社長兼社長(シート部門)は「IGBは確立された、評価の高いトップクラスのサーマルコンフォートリューションのサプライヤーである。彼らが持つ能力はLearがシート事業を成長させ、顧客に優れた車内体験を提供し続けることを可能にするだろう。IGBチームをLearファミリーに迎えることを楽しみにしている」と語った。

IGBのJosef Hilmer CEOは「当社従業員がLearのサーマルコンフォートソリューション事業で成功し、成長とイノベーションを推進し続けること確信している。われわれはともに、顧客向けに最適化・統合された乗員のコンフォートソリューションをより効率的かつ効果的に達成することができる」と語った。

▽Lear Corporationについて

シート及び電装事業の分野で世界的な自動車テクノロジー・リーダーであるLearは、世界中の消費者に優れた車内体験を提供している。世界38カ国に渡るLearの才能豊かな従業員による多様性の有るチームは、イノベーション、卓越した製造技術、持続可能性へのコミットメントによって推進されている。Learは、「Making every drive better™(すべてのドライブをより良くする™」実現のため、より安全に、よりスマートに、そしてより快適な運転のためのテクノロジーを提供している。米ミシガン州サウスフィールドに本社を置くLearは、世界のすべての主要な自動車メーカーに製品・サービスを供給・提供しており、Fortune 500で179位にランクされている。

ソース:Lear Corporation

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: Lear Corporation