【上海2022年5月31日PR Newswire=共同通信JBN】がん、炎症、その他の重篤疾患治療用の二重特異性抗体およびその他の人工バイオ治療薬に注力している臨床期バイオ医薬品企業QureBio Ltd.は31日、同社のQ-1802臨床プログラムが2022年6月3－7日に開催される米国臨床腫瘍学会（ASCO）年次総会の発表研究に選ばれ、同試験の関連結果の要約がASCOのウェブサイト（https://meetings.asco.org/abstracts-presentations/210075 ）に掲載されたと発表した。
発表では、標準治療後の再発・難治性固形腫瘍患者を対象に、クローディン18.2/PD-L1 二重特異性治療薬Q-1802の安全性と抗がん活性を評価するため設計された、多施設・非盲検のファースト・イン・ヒューマン第1a/1b相腫瘍試験の暫定結果を紹介する。本試験は、北京大学がん病院・研究所のLin Shen教授が主導している。Q-1802の単剤療法による用量漸増、用量拡大の両試験の主要データで、Q-1802は、10mpkまでの用量で優れた安全性、忍容性、暫定的抗腫瘍活性を示した。
本試験の要旨は、2022-ASCO年次総会要旨（#2568）に掲載されており、ポスターセッション情報は以下の通り。筆頭著者である北京大学がん病院・研究所・胃腸腫瘍学部のJifang Gong博士が2022年6月5日（日曜）に関連する結果を発表する。
セッションタイトル：Developmental Therapeutics－Immunotherapy（発展的治療法－免疫療法）
セッションタイプ：ポスターセッション
日付：2022年6月5日（日曜）
時間：午前8：00－午前11：00（シカゴ時間（CDT））
場所：ホールA
要約ID（仮ID）：2568（368426）
ポスターボード番号：223
役割の責任：プレゼンター
プライマリートラック：Developmental Therapeutics－Immunotherapy（発展的治療法－免疫療法）
セッションは2022年6月5日午前8時（シカゴ時間（CDT））開始
部屋：ホールA-14355
人物：Jifang Gong博士
発表は午前8時から午前11時まで（シカゴ時間（CDT））
▽Q-1802について
ヒト化二重特異性抗体であるQ-1802は、米食品医薬品局（FDA）が臨床試験開始を承認した最初のクローディン18.2/PD-L1二重特異性治療薬である。Q-1802は、動物モデル試験において、優れた抗腫瘍活性と極めて良好な安全性プロファイルの両方を示した。本剤は、複数の免疫機構を動員して腫瘍細胞を死滅させ、クローディン18.2陽性の固形腫瘍に新たな治療機会を提供する。Q-1802は堅牢な物理化学的特性も示しており、力価は1リットル当たり4g超と驚異的な生産性を誇る。
▽QureBio Ltd.について
QureBio Ltd.は、難治性がん、炎症、その他の重篤な疾患の治療など、緊急かつ満たされていない臨床ニーズ向けの革新的バイオ医薬品に注力している臨床期バイオ医薬品企業である。関連分野の経験豊富な科学者によって設立されたQureBio Ltd.は、二重特異性および三重特異性抗体向けの革新的プラットフォームなど、一連の人工生体高分子用独自技術を構築してきた。
2017年にViva Bio-Innovatorからの創業資金で設立されたQureBio Ltd.は、その後、Jundu Investment、Watson Capital、Shenzhen Capital Group、New value Capital、Bocom Industrial Investment（Hangzhou）Equity Investment Partnership、Suzhou Oriza Holdings、Hangzhou CAPITAL GuoShun、Zhuhai Longmen Capital Management、Shanghai Pudong Kechuang Group、Shenzhen Lihe Hongxin Venture、Three Rivers Capitalから相次いで資金提供を受けた。QureBio Ltd.は、シリーズBの資金調達で約2億元を調達した。
QureBio Ltd.は、満たされていない医療ニーズに応える新規治療薬を開発するためにパートナーと協力しており、BRL Medicine、BioMap、Precision Scientific、中国の業界リーダーであるHengrui Pharmaceuticalsなど一連の業界パートナーとの協力を継続している。
