【ニューヨーク2022年5月31日PR Newswire=共同通信JBN】レンセラー工科大学とマウントサイナイ医科大学はこのほど、エンジニアリングおよびエンジニアリング科学と医学の橋渡しとなる国内初のセンターの1つであるCenter for Engineering and Precision Medicine(Center for Engineering and Precision Medicine )(CEPM)の設立を発表した。この取り組みは、基礎研究での発見の共有に基づいて構築され、がん、アルツハイマー病、組織変性、感染症における独自の治療法の革新を研究し、新世代の生物医学リーダーを教育し、前例のない方法で患者の転帰を改善する新しい技術とプロセスを開発する。CEPMは、マウントサイナイ医科大学とレンセラー工科大学との順調なパートナーシップの進化を象徴する。
このセンターはマンハッタン区西54丁目619番地に位置し、ポイント・オブ・ケアとポイント・オブ・ユースのデバイスおよび診断、発見と診断のための微小生理学的プラットフォーム、ロボット手術、生物医学イメージング、治療用バイオマニュファクチャリング、生物医学データに適用される人工知能と機械学習における進歩を推進する。こうしたエンジニアリングの進歩は、エンジニアリングと医学の結合で研究と教育における最先端の専門知識に相乗効果を与えることにより、患者の生活の質を改善する。
レンセラー工科大学のShirley Ann Jackson学長(医学博士、PhD)(Shirley Ann Jackson, PhD )は「レンセラー工科大学とマウントサイナイ医科大学との、この革新的なパートナーシップは、エンジニアリングとエンジニアリング科学が生物医学現象の理解の基礎であり、次世代の精密な診断と治療、人間の健康と幸福の開発、および高度な研究者と医師のトレーニングに不可欠であることを認識するものだ。本学の学生、教授陣、卒業生は科学技術の進歩を通じて世界を変え続けており、革新的な研究はレンセラーの基盤である。このセンターは、世界中で人生を一変させるような影響を与える医学的、科学的発見を促進し続ける」と述べた。
マウントサイナイ医科大学のAnne and Joel Ehrenkranz学長で、マウントサイナイ病院(Mount Sinai Health System)学務学長のDennis S. Charney医学士(MD)(Dennis S. Charney, MD )は「高感度で正確なバイオイメージングシステムから新薬ターゲットの発見まで、現代医学を形作った主要な発明は、エンジニアと臨床医の間の緊密な協力から生まれた。CEPMは、その協働を継続するための大胆な新しいパラダイムを提示し、それは科学、医学、および人間の健康に前例のない進歩をもたらすと信じている。さらに、PhDプログラムで、新世代の研究者を引き付け、彼らが学際的なエンジニアリングと臨床のスキルを身に付け、より画期的で影響力のある研究を進められるようにする」と述べた。
▽問い合わせ先 : Deanna Cohen, cohend8@rpi.edu, +1-518-233-4828
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