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空中作業ロボットのリーダーRobotPlusPlusが研究開発の加速とグローバルプレゼンス拡大のためシリーズBで1500万米ドルを調達

RobotPlusPlus
2022-05-24 14:39 2037

【北京2022年5月24日PR Newswire=共同通信JBN】空中作業ロボットのリーダーRobotPlusPlusは23日、シリーズBの資金調達ラウンドで1500万米ドルを調達し、2017年の創業以来の総投資額が約3500万米ドルに達したと発表した。この最新の資金調達は、中国の大手テクノロジー・オンライン小売企業Meituanとイノベーション主導のグローバルなコンシューマーグループFosunが主導した。

RobotPlusPlusは、新たに調達した資金で研究開発期間の短縮とグローバルプレゼンスの拡大を図る予定。より自律的な技術の組み込みによる現行製品のアップグレードに加え、貨物室清掃、タンク塗装、ファサード清掃用の新たなロボット製品をリリースする。

船体ハイドロブラストロボット(RobotPlusPlus提供)
船体ハイドロブラストロボット(RobotPlusPlus提供)

 

貯蔵タンクハイドロブラストロボット(RobotPlusPlus提供)
貯蔵タンクハイドロブラストロボット(RobotPlusPlus提供)

 

ボイラー検査ロボット(RobotPlusPlus提供)
ボイラー検査ロボット(RobotPlusPlus提供)

RobotPlusPlusのHua-yang Xu創業者兼最高経営責任者(CEO)は「今回の資金調達は、当社がこの1年間に築き上げてきた流れをさらに前に進めるものだ。主要地域における市場シェアを拡大し、現在および将来の顧客により大きな変革をもたらす成果を提供し続けていきたい」と語った。

「ロボットで人間に力を与える」ことを使命とするRobotPlusPlusは、海運、船舶修理、石油化学、発電などの重要産業向けロボットソリューションのポートフォリオを有している。同社は、点検・保守・修理(IMR)ソリューションの効率を上げ、資産所有者の運用コストを引き下げつつ、操作員の空中作業の安全性を向上させるというニーズに重点的に取り組んでいる。

こうしてRobotPlusPlusは磁気クローラーロボットのマーケットリーダーとなり、世界中の顧客に数百台のロボットを販売してきた。熟練のエンジニアと操作員から成る大規模チームを擁するRobotPlusPlusは、顧客にサービスとしてのロボット(RaaS)サービスも提供しており、タイムリーでコスト効率の高いサービスの提供だけでなく、産業界の活用シナリオに関する知見獲得も可能になっている。

RobotPlusPlusのAndy Luパートナー兼副社長は「これまでは中国市場に注力してきたが、2021年は中国以外の国でより多くの成功を収めることができた。当社のソリューションをより幅広く提供し、グローバルなキープレーヤーとしての地位を固めていきたい」と語った。

そうした熱意の一例が、アジア・中東市場への対応力強化のため、近くオープン予定のシンガポールのオフィスである。

FosunのPu Xiao投資部長は「労働力の高齢化、人件費の上昇、空中作業関連事故の多発、COVID-19のパンデミックは、空中作業ロボット部門に促進効果を与えてきた」「RobotPlusPlusの使命は、ロボットで人間に力を与えつつ、作業の安全性と生産性の向上を支援することだ。AIとRaaSを活用して空中作業環境を最適化し、ロボットの利用を可能にしているRobotPlusPlusをサポートできるのは大変うれしい」とコメントした。

▽RobotPlusPlusについて

北京に本社を置くRobotPlusPlusは、空中作業ロボットを製造するテクノロジー企業である。同社は、より安全な作業環境を保証しつつ、費用対効果が高く、環境に優しいロボットソリューションを提供している。

▽RobotPlusPlusの報道機関問い合わせ先

Vivien Hao
vivien.hao@robotplusplus.cn 

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ソース: RobotPlusPlus