【上海2022年5月23日PR Newswire=共同通信JBN】Shanghai Electric(上海電気)(「Shanghai Electric」または「同社」)(601727.SSと02727. HK)は、同社の大規模国際プロジェクトにおいてこの年始来達成している一連の画期的成果を発表した。同社は世界をリードするエネルギーソリューションプロバイダーとして、COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の新たな流行と長期にわたるサプライチェーンの混乱による世界的な不確実性の中、グローバル規模で行っている建設の進展を加速する取り組みを継続的に強化している。
同社の画期的な2つのプロジェクトであるRupsha 800メガワットコンバインドサイクル発電所プロジェクトおよび日本のヤカイ(Yakai)太陽光発電所プロジェクトは順調である。Shanghai Electricの関連会社Shanghai Electric Guoxuan New Enegry Technology Co., Ltd(Electric Guoxuan)はこのほど、オンライン会議中に英国のREP 1&2電池エネルギー貯蔵プロジェクトについてPacific Green Technologies Group(PGTK)との契約に署名した。
▽英国のREP 1&2エネルギー貯蔵プロジェクト
英国ケントのリッジボローエネルギーパークにある総容量100MW/100MWHの2サイトから成る英国のREP 1&2エネルギー貯蔵プロジェクトは、PGTKとTUPA Energy Limitedが同国最大の1110メガワット電池エネルギー貯蔵システム(BESS)を開発する独占契約の一環である。
Shanghai Electric Power Generation Groupが主請負事業者として国際プロジェクトに参加するのはこれが初めてであり、PGTKと連携して両社の専門知識とリソースを最大限に活用し、英国のエネルギー転換の促進を支援する。両社は設計プロセスを開始しており、2022年第3四半期に第1回目の納入を予定している。
▽バングラデシュのRupsha 800メガワットコンバインドサイクル発電所プロジェクト
アジア開発銀行の融資を受けたこのプロジェクトは1対1のFクラス・コンバインドサイクルガスタービンを2基搭載した、バングラデシュ最大のガスタービン発電所となる。同国第2の都市であるクルナに建設される同プロジェクトは、同国南西部の電力不足を解消し、エネルギー安全保障を強化する国家戦略の一環として、国民経済の活性化と地域住民への雇用機会の提供に重要な役割を果たす。
Shanghai Electricはこのほど、ガスタービン第1号機の吊り上げが完了したことで同プロジェクトの建設が大きな進展を果たしたと発表した。これにより、主要設備の設置段階に向けた道筋が整った。COVID-19のパンデミックと乾季によって大型の建設資材の搬入が妨げられ、そのために現場の建設作業が停滞したことを経た後、この発表が行われた。困難と課題に直面する中、Shanghai Electricは全てのチームと調整し、納品が予定通りに行われるよう全体的な進行を大幅にペースアップした。
▽日本のヤカイ太陽光発電所プロジェクト
日本のヤカイ太陽光発電所は4月14日、現地の下請け業者や電力会社の支援を受け、送電網への接続に成功した。Shanghai Electricが日本で初めて開発したこの太陽光発電所は現在フル稼働状態にあり、20メガワットを超える再生可能エネルギーを現地の家庭や企業に提供している。
このプロジェクトが予定通りに完了したことは、日本におけるCOVID-19第7波の発生と3月16日に福島を襲ったM7.3の地震の影響を軽減するために、Shanghai Electricのチームとそのパートナーが協力して取り組んだ結果である。また、Shanghai Electricは現地当局や電力会社と調整し、現地の法律や規制を遵守しながら予定よりも早く発電所が商業運転を開始できるようにし、オーナーがプロジェクトから最大限の利益を得られるようにした。