【サンノゼ(米カリフォルニア州)2022年5月20日PR Newswire=共同通信JBN】
*自動車を含むすべてのモバイル向け半導体IPの有力プロバイダーであるArasanは、同社の第2世代のCAN IPを発表した
Arasanは、CAN 2.0およびCAN FD仕様向けの同社の第2世代のCAN IPの発売を発表した。このコントローラーは低電力消費およびエリアに再設計およびアップグレードされており、Arasanの主力ASIC IP市場に追加されたFPGAアプリケーションに最適になっている。自動車はモバイルフォンのように厳格な電力要件がないが、このコントローラーに実装されたArasanの省電力技術は、自動車が依存するバッテリー電源を節約することに役立つ。FPGAの使用は自動車および産業セクターに普及しており、エリアを最適化することはこれらの次世代のコントローラーのもう1つの基準だった。
Arasanの第2世代のCAN IPコントローラーコアはCAN 2.0およびCAN FD仕様に準拠するシリアル通信を実行する。これはCAN 2.0AおよびCAN 2.0Bプロトコル、TT-CAN、CAN-FD(ISO 11898-1.2015と、初期ISO、非ISO Bosch仕様)をサポートする。これは、CAN 2.0と多数のデバイス向けに最大1 Mbpsまで完全にプログラマバブルである。当社の第2世代のCAN IPは、信頼性、より迅速なエラー報告を向上させるために設計され、高度なエラー管理ユニットを搭載し、トランスミッション時のデータロスを防止し、メッセージコリジョンを防止する。
Arasanの第2世代のCAN IPコントローラーコアは、標準的なAMBA AHB/AXIインターフェースを使用するホストプロセッサーと容易に一体化できる。高度に設定可能な当社のコントローラーコアは、割り込み、データおよびボーレートをサポートし、アクセプタンスフィルター&フレキシブルバッファリングのスキームによってアプリケーションの特定ニーズに微調整することができる。
Arasanの第2世代のCAN IPは、設計者から直接受けたエンジニアリングサポートを受けてArasan社チームが全面的に開発した。さらに、このIPは米国で設計されており、当社はサポート要員向けの米セキュリティークリアランスを必要とするプロジェクトをサポートすることが可能になった。自動車セクターに加え防衛および航空宇宙セクターはArasanのフォールトトレラントなCAN IPの主要なターゲット市場である。
ArasanのCAN IPは多数のラインセンシーおよびASIL仕様の準拠をパスしている。
詳細はウェブサイトhttps://www.arasan.com/products/can-fd/ を参照。
▽Arasanについて
Arasanは、モバイルSoCの中核となる同社の標準ベースIPによって「モバイル」の進化の最前線に立っている。Arasanの高品質でシリコン実証済みのTotal IP Solutionには、デジタルIP、ARS PHY IP、検証用IP、HDK、ソフトウエアなどが含まれる。Arasanは、自動車、ドローン、IoT向けのモバイルSoCを重点的にターゲットにした製品ポートフォリオを有している。2005年からMIPI Associationのコントリビューティング・メンバーであるArasan Chip Systemsは、モバイルストレージとモバイルコネクティビティー・インターフェース向けIPの主要プロバイダーで、同社のMIPI IP搭載チップは10億個以上出荷されている。
▽問い合わせ先
Dr. Sam Beal
Mktg1@arasan.com
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