【トロント2022年5月19日PR Newswire=共同通信JBN】
*新しくリブランドされたCasewareは、従来の考え方を一変させる調査結果を共有し、変化する業界ニーズに応えるための一連の変革ツールの第1弾を発表した
会計士や監査人を通常連想させる特性として、創造力、好奇心、冒険心にあふれているとはみられないかもしれないが、最近の調査によると、ますます多くの同業界プロフェッショナルが自分自身をこのように見ていることが明らかになった。
有力なソフトウエアプロバイダーであるCaseware Internationalが世界の約500人の会計士と監査人をインタビューして行ったこの調査は、この職業がインサイト主導で人間を中心とした仕事である、と指摘している。
この調査によると、調査を受けた約37%の会計士と監査人は、創造力を働かせた問題解決を重視している。約半数(47%)は、新しいテクノロジーを試す際には大胆になると回答した。会計関連プロフェッショナルはクライアントや同僚とのコラボレーションにより多くの時間を割きたいとし、何が起きたかを分析することから、何が起きるかを分析することに彼らの重点が移行してきたと答えた。
CasewareのDavid Osborne最高経営責任者(CEO)は「われわれは30年以上にわたり当社の顧客にじっくりと耳を傾けてきたが、この調査は、この業界が将来、今日から大きく変貌するという明確なメッセージを発している。これまで退屈で、数合わせの職業と見られてきたものが、ダイナミックで分析に基づくインサイトによって決定され、創造力に富むコラボレーションを重視するものに急速に姿を変えている。クラウドベースのソリューション、インテリジェントなオートメーション、その他のイノベーションが新しいビジネスチャンスを誘発させ、新しいキャリアの道を開いている」と語った。
監査・会計業界向けの有力なソフトウエア・アズ・ア・サービス(SaaS)プロバイダーのCasewareは、2021年8月から12月にかけて今回の調査を実施した。調査結果は同社の製品・サービス開発で既に生かされており、また新しく公開されたリブランドにも通告した。調査の回答者によって共有されたインサイトの中で注目されるのは、多くの回答者はクライアントとチームメートとの仕事上の関係を緊密化するために人との接し方を磨いてきたことである。彼らが長持ちする影響を生み出す自らの潜在能力をますます意識しているということも調査は示している。
Osborne氏は「監査人、会計士、金融アナリストはかつてなく、自らの職業が世界のためになり、世直しをしているという事実を誇りにしていると、われわれは考えている。例えば、彼らは組織が従来の金融情報開示を超えて環境・社会・ガバナンス(ESG)情報を共有することを支援する上で重要な役割を果たしている。会計プロフェッショナルは詐欺を探知し、それを防止したり、システムが適切に機能することを保証したり、企業が効率的かつ倫理的に活動することを支援したりするが、Casewareを頼りにする人々は大きな変化をもたらす」と語った。
▽Casewareがリブランディングを発表
業界の変革を支援、推進するため、Casewareは、次世代の自動化、分析、および問題解決ツールの展開を開始するに当たってグローバルなリブランディングを発表した。これらは全て、クライアントが前例のないパフォーマンスを達成するのを支援する際に、顧客のエクスペリエンスを豊かにするように設計されている。
新しいCasewareブランドは、トロントで開催された同社初の世界年次会議CwXで公表された。Osborne氏は、対面およびオンラインのオーディエンスに対するあいさつで、最高の仕事が実現できる万能で革新的なツールを顧客に提供することを約束した。CEOは同社の新しい目標を紹介し「Casewareは、当社の顧客がより効果的に機能し、より深いインサイトを獲得し、進歩に導く進路に沿って将来を見通すことを支援する業務を進めている。われわれは顧客の成功を進展させることで成功を収めてきたが、今後も顧客が実現したいと望むもの、また、その理由に対するわれわれの深い理解を反映したテクノロジーをデザインすることによって、顧客がトランスフォーメーションを促進することを支援していく」と語った。
同社の新製品の中心となるのは、Sherlockと名付けた最先端のクラウドベースのインテリジェンスツールであり、これは多様なエンゲージメントのデータを統合して強力なインサイトを生成するため、効率性を高め、成長を加速するためにこれを活用できる。5月19日に正式発表されたSherlockは、Casewareが今後3年から5年の間に導入しようと計画している、市場を変える製品の第1弾である。
Osborne氏は「われわれは会計の未来の変革に寄与するこのツールを構築し、好奇心と創造的知性によって活気づくキャリアを求める個人顧客も支援している」と語った。Osborne氏は、2020年10月の非公開投資会社Hg CapitalによるCasewareへの戦略的投資を受け、2021年6月にCasewareのCEOに就任した。
Hgの金融支援を受け、Osborne氏のリーダーシップの下で、Casewareは指数関数的な成長を遂げた。昨年だけで、同社には世界で250人以上のチームメンバーが新たに加わった。クラウドベースの監査・保証ソフトウエアの有力プロバイダーとしての同社の地位を固めるため、Casewareは米国、デンマーク、オランダの3カ所の代理店を買収することでグローバルフットプリントも拡大してきた。
Osborne氏は「会計・監査業界にとってエキサイティングな時期である。なぜなら、デジタルトランスフォーメーションが想像しなかった環境にわれわれを導いてくれる。スピード、精度、反応性、さらにより容易なコラボレーションとインサイト主導の問題解決の要望への期待に応えるソリューションを世界のより多くの会計士、監査人に提供することを楽しみにしている。会計士と監査人は、当社が入念に設計したツールとプラットフォームによってサポートされ、仲間やクライアントとより強力な関係を築くなど、最も重要なことに集中できるし、われわれはまさにそこで、信頼される革新的なパートナーとして彼らと協力する」と語った。
▽Casewareについて
Casewareは会計事務所、企業、政府規制当局向けのクラウド対応の監査、財務報告、データアナリティクスソリューションで世界をリードするプロバイダーである。Casewareの革新的なツールおよびプラットフォームは、130カ国の50万以上の顧客がインサイトを結果につなげる際に、よりスマートに機能し、より深く掘り下げ、将来を展望することを支援する。詳細はウェブサイトhttps://www.caseware.com を参照。
メディア情報、インタビュー設定については以下へ問い合わせを。Isabella Kima - Corporate communications specialist, isabella.kima@caseware.com