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TCL CSOTがSID Display Week 2022で高度なディスプレイ技術を発表

TCL CSOT
2022-05-19 15:13 1200

【サンノゼ(米カリフォルニア州)2022年5月19日PR Newswire】ディスプレイ業界でテクノロジー・ディベロップメントとイノベーションがリードする大手企業TCL CSOTは、Society for Information Display(SID)が5月10日から12日まで米カリフォルニア州サンノゼで開催したSID Display Week 2022で同社の主力製品と高度なテクノロジーを発表した。同社はBest Large Booth of the 2022 I-Zone(Innovation Zone)(2022年I-ゾーン(イノベーションゾーン)最優秀大型ブース)アワードにノミネートされた。

TCL CSOTはSID Display Week 2022で、業界をリードする同社の高度なコンセプト製品と、VR製品、フレキシブルOLEDディスプレイ、Mini LEDテクノロジー、革新的なLTPSディスプレイ、8K 1G1Dテクノロジー、知能業務用ディスプレイを強調した。

TCL CSOTはLCDスクリーンの中でも一層高いピクセル密度を誇る新しい1764 PPI Real RGB LCD-VRを初披露した。90/120Hzの高周波数を実現、高速液晶を搭載し、これまでのVR製品によく見られるスクリーンドア効果や空間識失調(バーティゴ)を解消している。2021年にデビューした、同社初のVR製品である1512 PPI LCD-VRパネルはバックライト点滅機能を備えており、今年中に量産を開始し、TCL CSOTがVR分野で業界をリードする優位性を実証している。

1764 PPI Real RGB LCD-VRパネル
1764 PPI Real RGB LCD-VRパネル

また、TCL CSOTは折りたたみ式スクリーンと360度ストレスフリー自己補正ヒンジの優れたテクノロジーを統合した、世界初のPol-less技術による8インチ360度折りたたみ式スクリーンを展示した。Pol-lessモジュール技術は、インフォルド(R1.5)とアウトフォルド(R6)と、よりスムーズな切り替えの実現に役立つ。折りたたむと、片手で保持したままで動的な情報を受信するための持ち運びやすい電話になり、展開すると大画面ディスプレイになり、完璧なゲームとビデオの体験を提供する。

Pol-less技術を使った8インチ360度折りたたみ式スクリーン
Pol-less技術を使った8インチ360度折りたたみ式スクリーン

TCL CSOTとJOLEDが共同開発した世界初の65インチ8KインクジェットプリンティングOLEDも展示された。最大3300万ピクセルの8K製品は、インクジェットプリンティングテクノロジーをベースにした世界最大のOLED製品であり、比類のない画質を実現する。

65インチ8KインクジェットプリンティングOLEDディスプレイ
65インチ8KインクジェットプリンティングOLEDディスプレイ

さらに、TCL CSOTはeスポーツ向けに34インチ曲げR1500のMini LEDディスプレイも発表した。これは21:9の超ワイドディスプレイ比、165Hzの高リフレッシュレートを備え、ハローがさらに小さくなった高速応答HVAスクリーンである。このディスプレイはTCL CSOTの高度なアルゴリズム技術を活用しつつ、歪みのない、滑らかでクリアなゲーム体験を提供するさまざまな可変周波数テクノロジーに対応し、VESA Display HDR 1400認証とFreeSync Premium Pro認証の両要件を満たしている。最良の明暗コントラストとダイナミックレンダリングを実現し、eスポーツプレーヤーや専門的ユーザーからのビジュアルディスプレイへの要求を満たすことができる。

34インチR1500 Mini LEDディスプレイモジュール
34インチR1500 Mini LEDディスプレイモジュール

また、TCL CSOTは75インチ8K 4mask 1G1D Mini LEDで、極めて優れた8K 1G1Dテクノロジーを開発した方法を紹介した。難易度の高い8K TFT-LCDのバックプレーン4マスクプロセスに挑戦した結果、スクリーンは処理能力を大幅に向上させ、完璧な画質を確保した。また、TCL CSOTオリジナルのガラスベースMini LEDバックライトは、ローカルディミング方式による超高輝度個別ゾーン制御により、OLEDに匹敵する優れた画質を実現している。

75インチ8K 120Hz 1G1D Mini LED
75インチ8K 120Hz 1G1D Mini LED

最後に、17.3インチ3K In-Cell TLCMディスプレイも発表された。400nitの明るさとDCI-P3の色域を備えた広いアクティブ表示領域に設定できるため、画像がよりクリアでカラフルになる。狭額縁設計を採用し、より薄いディスプレイを実現するために厚さ2.2mmのLCMを使用した。また、タッチセンサーをパネルに組み込むインセル・タッチテクノロジーも備えており、ユーザーにさらに便利な体験を提供する。

17.3インチ3K In-Cell LCMディスプレイ
17.3インチ3K In-Cell LCMディスプレイ

TCL CSOTは今回のイベントで、同社がどのようにしてその展開を自動車ディスプレイ分野に拡大するかについてのデモを行った。Driver Monitor System Under Panelは赤外線の透過率が非常に高いため、画質の劣化が少なく、クラスターパネルの下にカメラを隠すことができる。運転の安全性を確実に高めると共に、ユーロNCAPやGSRの要件も満たす。

12.3インチDriver Monitor System Under Panel
12.3インチDriver Monitor System Under Panel

今後もTCL CSOTは挑戦を受け入れて飛躍的な発展を達成する。TCL CSOTは、次世代ディスプレイテクノロジーで他の追随を許さない競争力を持ち、業界の成長を加速させるためにテクノロジーを牽引していくことを約束する。

▽TCL CSOTについて

TCL CSOTは、TCL Technologyの関連会社としてディスプレイ業界で有数の企業に成長し、新テクノロジーの開発とイノベーションに尽力している。TCL CSOTはMini-LED、Micro-LED、OLED、インクジェットプリンティングOLEDなどの将来のテクノロジーに積極的に投資している。同社の事業には大画面ディスプレイ、小型から中型のディスプレイ、タッチモジュール、インタラクティブホワイトボード(電子黒板)、ビデオウォール、自動車用ディスプレイ、ゲーミングモニターがあり、世界のパネル業界のコア・コンピタンスに貢献している。

(日本語リリース:クライアント提供)

ソース: TCL CSOT