ブバネシュワル(インド), 2022年5月17日 /PRNewswire/ -- ブバネシュワルのKIIT(カリンガ産業技術研究所)Deemed-to-be-University(みなし大学)は権威ある2022年Times Higher Education(THE、タイムズ高等教育)Impact Rankings(インパクトランキング)の「Reducing Inequalities(人や国の不平等をなくそう)」部門で目覚ましい進展があったとして、世界8位の大学に格付けされた。
「Achieving gender equality(ジェンダー平等を実現しよう)」は、国連持続可能な開発目標(SDGs)の主要基準の1つになっている。
ロンドンのTimes Higher Education誌は毎年、有名な「世界大学ランキング」など各種基準で大学や研究所の格付けを行っており、最新リポートの2022年「インパクトランキング」は4月28日に公表された。
インパクトランキングは、研究、管理、支援活動、授業という広範な4領域の持続可能性に対する大学のコミットメントを評価している。
KIITはインドでリスト入りした一握りの大学の1校で、8位確保は全学問分野の優れた業績達成コミットメントを認定したものである。KIITの高得点は、その社会的責任とSDGsへの影響力ある貢献も反映している。
KIITとKISS(カリンガ社会科学研究所)の創設者Achyuta Samanta教授は歴史的偉業をたたえ「『Reducing Inequalities』部門でKIITが世界有数の影響力ある大学に位置付けられたことは、数十年に及ぶこの分野への多大な貢献を反映したものだ」と話した。
Samanta教授は総長のVed Prakash教授、副総長のSasmita Samanta教授、KIITの教職員・学生の比類ない業績を祝福した。
KIITは、専門・技術的教育を追求する学生をインド全土、53カ国から引き付けている国内最高級の大学で、思いやりと人間性の原則を評価し大切にする最も学生に優しい大学と広く見なされている。
KIITは「Reducing Inequalities」で世界8位にランクされたが、「Quality Education(質の高い教育をみんなに)」「Peace, Justice and Strong Institutions(平和と公正をすべての人に)」「Partnerships for the Goals(パートナーシップで目標を達成しよう)」などSDGsのほかの項目の業績では106カ国、1500大学の中で101-200位にランクされた。総合順位は201-300位である。
KIITは創設以来、質の高い教育と研究に加え、幅広い社会開発活動に積極的に関与している。
KIITは不平等軽減の分野で広範囲に活動し、その結果、このSDG部門で全世界8位の地位を獲得し、学術・社会的アウトリーチプログラムによるSDGs全17項目に向けたKIITの確固たるコミットメントを浮き彫りにした。
KIITはコミュニティーを基盤とする大学として誇りを持ち、教育を通じた貧困削減、女性への権限付与、職場の機会均等、農村開発、部族生活向上、芸術、文化、文学など社会問題対処に貢献してきた。
▽KIITについて
KIIT(カリンガ産業技術研究所)は1992-93年、著名な教育者兼社会活動家のSamanta教授によって創設された。職業訓練センターとしてささやかにスタートしたが、全ての人が利用できる質の高い教育づくりの原則と根底にある信念によって、高等研究の目的地として人気となった。基準年とされる1997年には高等教育センターになり、KIITはそれ以来飛躍的に発展し、教育・研究活動のクラシックベンチマークを設定した。
▽メディア関係問い合わせ先
Dr. Shradhanjali Nayak
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