〜新事業体は6240万ドルの追加資金を確保し、グローバルな3Dプリンティング革新を促進〜
ニューヨーク、ブルックリンおよびオランダ、ユトレヒト, 2022年5月17日 /PRNewswire/ -- デスクトップ3Dプリンティング業界における二大リーダーであるMakerBot社(本社:アメリカ ニューヨーク州ブルックリン)とUltimaker(本社:オランダ ユトレヒト)は本日、合併の合意に至り、ハードウェア、ソフトウェアおよび造形材料の包括的なデスクトップ3Dプリンティング・エコシステムを提供することにより、アディティブマニュファクチャリングの普及を加速してゆくことを発表しました。
2社の合併により設立されるこの新事業体は、既存の投資家であるNPM CapitalとStratasys (NASDAQ: SSYS))に支援を受け、6240万ドルの計画現金投資の利益を受け、新市場への革新と拡大を促進します。現MakerBot社CEOのナダブ・ゴシェン(Nadav Goshen)氏と現UltimakerのCEOのユルゲン・フォン・ホレン(Jürgen von Hollen)が共同CEOとなり、ナダブがオペレーションと研究開発を、ユルゲンがコマーシャル機能を管理します。
「この合併は、UltimakerとMakerBot社にとって重要な節目となります。」と、Ultimaker社のCEOであるユルゲン・フォン・ホレンは述べています。「デスクトップ3Dプリンティングを専門技術の一つという位置付けからビジネスの主流へと普及させるためにはイノベーションと成長の両方が重要です。新会社は、アメリカ、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域における販売・運営の結合されたグローバル拠点を活用し、拡大していきます。」
「技術革新は、使いやすいプロフェッショナル向け3Dプリンティング・ソリューションの普及において極めて重要です。」と、MakerBot社のCEO ナダブ・ゴシェンは述べています。「両社のチームを統合し、追加資金を活用することにより、先進的なソリューションの開発を加速させ、幅広い顧客とアプリケーションに対応するハードウェア及びソフトウェアの広汎なポートフォリオを顧客に提供することができます。」
新会社は、あらゆる用途対応した使いやすく、且つアクセスしやすいデスクトップ3Dプリンティング・ソリューションを提供するとともに、責任ある持続可能な製造業の未来の姿を業界に示すことを目的としています。
なお、オランダと米国ニューヨークに本社を置く予定です。業務取引は、従業員代表組織の協議と規制当局の承認を経て、2022年の第2四半期から第3四半期にかけて完了する予定です。
MakerBot社について
MakerBot社は、デスクトップ3Dプリンティング業界におけるグローバル・リーダーです。MakerBot社は、強力な添加物製造エコシステムに関して、現在および明日のエンジニアに自由裁量権を与えています。同社は、安全性と放出物、信頼性、入手可能性、精度、および使いやすさに対する3Dプリンティングの標準を再定義しようと奮闘しています。MakerBot社は、このように専ら取り組むことにより、大きな設置基盤を持ち、Thingiverse(世界で最大の3Dプリンティング・コミュニティ)を管理し、UL 2904標準委員会に会員を有し、放出物規制の指導的な立場を確保しています。
Ultimaker社について
Ultimaker社は2011年に創立され、柔軟性のある、能力の高い、持続可能性の高いソリューションへ世界を加速的に転換する使命を帯びています。独自のUltimaker Ecosystemを顧客が十分に利用できるプラットフォームを提供するため、380名の従業員が協働し、3Dプリント製品とサービスで業界最高の多様な品揃えを提供しています。Ultimaker社は、ハードウェア、ソフトウェア、および簡単に役立つ材料をシームレスに統合させています。
プレスお問合せ: ベンニー・シャム(Bennie Sham)、MakerBot、Bennie.sham@makerbot.com、ジェアニネ・グラート(Jeanine Graat)Ultimaker、j.graat@ultimaker.com
ロゴ: https://mma.prnasia.com/media2/1816730/Ultimaker_Logo.jpg?p=medium600