Venture GlobalがExxonMobilとのLNG販売・購入契約を発表

【アーリントン（米バージニア州）2022年5月12日PR Newswire＝共同通信JBN】Venture Global LNGは10日、ExxonMobil LNG Asia Pacific（EMLAP）との間で年間200万トン（2MTPA）の液化天然ガス（LNG）を販売のため、2件の新規長期販売・購入契約（SPAs）を締結したと発表した。ExxonMobil関連企業のEMLAPは、契約に基づき、Plaquemines LNG施設（Plaquemines）から年間100万トン（1MTPA）、CP2 LNG 施設（CP2）から100万トン（1MTPA））を購入する。これは2023年の建設開始が予定されているCP2からの供給契約としては2件目となる。両施設は、現在稼働中で最終投資決定（FID）からわずか29カ月で最初のLNGの生産を実現したCalcasieu Passの革新的な設計を踏襲する。

Photo Credit: Venture Global LNG

Venture Global LNGのMike Sabel経営最高責任者（CEO）は「わが社の次期プロジェクトの両方で、ExxonMobil から協力の選択を受けたのを大変、光栄に思っている。LNGのグローバルリーダーであるExxonMobilが、Venture Globalのイノベーションとエンジニアリング実行を支援することは、私たち双方のチームおよび幅広いLNG市場にとって決定的な出来事だ。Venture Globalは、低炭素エネルギーを世界にもたらすために、両社間の長年の協力を楽しみにしている」と語った。

ExxonMobil Upstream CompanyでLNGを担当するPeter Clarke上級副社長は「LNGは産業部門からの排出削減で重要な役割を果たす。私たちはExxonMobilのLNGポートフォリオの成長を継続し、米国のメキシコ湾から世界市場への液化天然ガスを安定的に供給する計画を進めている。そうした中で、Venture Globalと協力するのを楽しみにしている」と述べた。

▽Venture Global LNGについて

Venture Global LNGは資源豊かな北米の天然ガス田から供給される米国産LNG（液化天然ガス）の長期・低コストの供給事業者である。Venture Globalの最初の施設であるCalcasieu Passは2022年1月にLNGの生産を開始した。同社はまた、クリーンで手ごろな価格のエネルギーを世界に供給するために、ルイジアナ州で年間6000万トン（60MTPA）の追加的製造能力を建設、あるいは開発中である。同社は各LNG施設で炭素回収・貯留（CCS）プロジェクトを開発している。

注意事項

本リリースに記載されている将来の出来事や状況に関する記述は、将来予想に関する記述であり、本リリースに含まれる将来予想に関する記述は、本リリース当日時点のものである。

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