【上海2022年5月2日PR Newswire=共同通信JBN】
*製品ポートフォリオの継続的な最適化と高付加価値アプリケーションに集中
▽2022年第1四半期の財務状況ハイライト
*売上高は81億4000万元人民元で、前年同期比21.2%の増加。第1四半期としては過去最高を記録。
*営業利益は、16億4000万元と前年同期比36.1%の増加。純設備投資は8億7000万元、フリーキャッシュフローは7億7000万元。
*純利益は8億6000万元で、第1四半期としては過去最高。
*1株当たり利益は0.48元(2021年第1四半期は0.24元)。
集積回路(IC)製造と技術サービスの世界的大手プロバイダーであるJCET(SSE: 600584)は30日、2022年第1四半期の決算を発表した。決算報告書によると、売上高は前年同期比21.2%増の81億4000万元、純利益は8億6000万元と、それぞれ第1四半期としては過去最高を記録して、好調なスタートとなった。
ICのバックエンド製造技術の高密度化と低消費電力化が続く中で、さまざまなICパッケージソリューションが半導体業界により高い付加価値を提供している。JCET は、製品ポートフォリオの最適化を継続し、高付加価値のアプリケーションに集中することで、市場の変動や困難な課題に適切に対処した。JCETが市場での競争力を改善したことは顧客からも確認されている。
JCETは、現在の新型コロナウイルス環境下で従業員の健康と安全を守り、事業の継続性を維持するためにさまざまな予防的ソリューションと管理手段を積極的に講じた。JCETはさらに、企業の社会的責任活動にも取り組み、慈善寄付金などの手段によって地域のパンデミック対策の活動に深く関与した。これらの活動が地域社会への貢献と経済成長を支えた。
JCETのLi Zheng最高経営責任者(CEO)は「市場イノベーションへの需要の高まりが、今後の数年間、ICのバックエンド製造市場の安定的な成長を引っ張るだろう。JCET は、自動車用エレクトロニクス、電源デバイス、高性能コンピューティングなど付加価値の高い市場アプリケーション分野に集中している。これにより、高密度ワイヤーボンドパッケージやシステムインパッケージ、ウエハーレベルパッケージング、高信頼性ディスクリートデバイスなど、当社が長年にわたって蓄積してきた技術的優位性と大量生産の競争力がさらに拡大されるだろう。私たちは、現在の新型コロナウイルスのパンデミックの中で、市場の変動とサプライチェーンの不確実性を克服するよう努力する。JCET は高品質な製品の製造と顧客への技術サービスの提供を継続する」と語った。Li Zheng氏はさらに「会社の19年の歴史の中で初めて、従業員向けの株式インセンティブ計画を実施することを明らかにした。計画は、持続的な成長と株主の利益の確保を推進し、わが社の従業員の意欲を刺激するだろう。顧客と株主、パートナーからの強い支援のもとに、私たちは高い責任感と、当社の将来的発展への強い信頼感を持っている」と付け加えた。
詳細は、JCETの2022年度第1四半期報告書
(https://www.jcetglobal.com/uploads/JCET%20Finance%20Report%202022Q1.pdf )を参照。