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Yiliがボアオ・アジアフォーラムでネットゼロの未来への取り組みを紹介

Yili Group
2022-04-25 15:09 1501

【瓊海(中国)2022年4月25日PR Newswire=共同通信JBN】ボアオ・アジアフォーラム(Boao Forum for Asia、BFA)は2022年年次会議を「Towards Carbon Neutrality: Business Sector on the Move(カーボンニュートラルに向けて:産業界が推進中)」をテーマに開催した。Yili(伊利)は乳業界の独占的パートナーで、招請された唯一の中国乳製品企業としてフォーラムに出席した。Yili Group(伊利集団)のZhang Jianqiu最高経営責任者(CEO)は内外の専門家や企業人らとカーボンニュートラルについて話し合う会合に参加し、業界チェーン全体でカーボンニュートラルを実行するYiliの戦略と実践に関する洞察を紹介した。

Yili GroupのZhang Jianqiu最高経営責任者(CEO)がカーボンニュートラルの会合で発言
Yili GroupのZhang Jianqiu最高経営責任者(CEO)がカーボンニュートラルの会合で発言

炭素排出量のピークとカーボンニュートラルを達成するという目標は、世界に大きな課題と機会をもたらした。そのため、フォーラムは世界のグリーンな回復と持続可能な開発に特別な注意を払った。Zhang氏は、Yiliが長年にわたってグリーン哲学を発展、前進させ、一貫して管理を強化し、カーボンニュートラルの目標を実行する取り組みを拡大し、世界をより明るい未来に向けて推進するのに役立っていると述べた。

▽グリーン哲学の前進

同社はまず2007年に「グリーンリーダーシップ」の概念を提唱した。これは後に2009年にグリーン産業チェーン戦略に進化した。2021年、Yiliは「価値創造の新ビジョン」を発表した。4月8日、Yiliは中国の食品業界の先頭に立って「ネットゼロ炭素の未来計画とネットゼロ炭素の未来への工程表」を発表した。同社は、産業チェーン全体で2050年までにカーボンニュートラルを達成することに取り組んでいる。

▽グリーン管理の強化

Strategic and Sustainable Development Committee(戦略的持続可能な開発委員会)が、グループの持続可能な開発を戦略的レベルから調整、促進するために設置された。同社はWorld Integrally Sharing Health System(世界統合共有保健=WISHシステム)という未来志向のシステムを開発し、国連持続可能開発目標に沿った同社のSustainable Development Action Guidelines(持続可能な開発行動指針)を発表した。これとは別に、Yiliは世界中の43の戦略的パートナーと協力して、グリーン開発のための炭素削減の経験を共有するため、食品業界で中国初のNet-Zero Carbon Allianceを開始した。

▽グリーンイニシアチブの拡大

Yiliは、適切なデータアカウンティングの実施や排出削減プラットフォームの構築などのイニシアチブを通じて、カーボンニュートラルを継続的に追求してきた。また、12年連続で炭素インベントリー評価を実施し、2030年までに業界チェーンのすべてのサプライヤーを網羅することが期待される総合的なエネルギーデータアカウンティング・システムを確立した。さらに、炭素排出削減に焦点を当てた3つのプラットフォームを開始した。National Dairy Industry Metrology and Testing Center(全国乳業測定試験センター)、Global Network of Sustainable Supply Chains(持続可能サプライチェーン・グローバルネットワーク)、EHSQ Management Information System(環境・衛生・安全・品質=EHSQ管理情報システム)である。これらのプラットフォームにより、Yiliは人材、技術、その他のリソースを産業チェーン全体にプールし、それによってネットゼロの未来に寄与することができる。

ソース: Yili Group
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