【ジャカルタ(インドネシア)2022年4月19日PR Newswire=共同通信JBN】Pondok Indah Hospital Group(Rumah Sakit Pondok Indah Group)は、品質、セキュリティー、安全性、快適性を優先することで患者に最高の医療サービスを提供するという同病院グループのコミットメントと合致した最適化、効率性、継続的インテグレーションの取り組みを通じ、デジタルトランスフォーメーションを実施し続けている。このデジタルトランスフォーメーションは、2024 Digital Health Transformation Strategy(2024年デジタル・ヘルス・トランスフォーメーション戦略)に向け、医療業界のデジタル化を促進するというインドネシア政府の取り組みにも合致している。
Pondok Indah Hospital Groupの3病院は、この継続的取り組みにより、2022年4月1日にインドネシアで初のHealthcare Information and Management Systems Society (HIMSS) AnalyticsによるElectronic Medical Record Adoption Model (EMRAM) Stage 6を達成した。
現在までにインドネシアでHIMSSからEMRAM評価を達成したのは、Pondok Indah Hospital Groupが管理する3病院だけである。東南アジアでは、合計7病院がHIMSSからEMRAM Stage 6およびStage 7の評価を受けている。Pondok Indah Hospital Groupとは別の2つの病院はシンガポールにあり、他の2つはタイにある。
Pondok Indah Hospital Groupの最高経営責任者(CEO)であるYanwar Hadiyanto, MARS博士は「この成果は、持続可能なサービス品質の向上を通じて患者満足度を高めるというわれわれのコミットメントを表している。Stage 6 HIMSS EMRAM評価は、Pondok Indah Hospital Groupでの継続的イノベーションとデジタル化の取り組みをサポートする」と語った。
「われわれはデジタルトランスフォーメーションのプロセスで、研究所、薬局、放射線科など全てのサービスを患者の電子医療記録、ならびにさまざまな種類のソフトウエアおよび数百の医療機器と統合し、ITセキュリティーを実装し、医療文書の95-100%がデジタルで作成、構築され、体系的な臨床意思決定支援によってサポートされるようにした」
Stage 6 EMRAMを達成するための重要なデジタル化の1つは、閉ループ管理と臨床意思決定支援の適用である。Pondok Indah Hospital Groupでは、処方薬、搾乳された母乳、および病室用血液をリリースするプロセスで、QRコード・スキャンシステムが使用されている。このシステムは、禁忌や薬剤アレルギーのリスクなど、医療上の意思決定を行う際に医療関係者向けに通知/警報を積極的に提供する。
HIMSS Asia PacificのAndrew Pearceバイスプレジデント(Analytical & Global Advisory Leader担当)は「並外れた努力の結果、Pondok Indah Hospital Groupは、インドネシアで初めてStage 6 EMRAMを正式に達成した病院となることに成功した。この成果により、彼らは電子医療記録の効果的な使用と適用を通じ、患者の安全と全体的な医療の質を向上させるという継続的コミットメントを実証した。これらは、インドネシアがDigital Health Transformation Strategy 2024を開始する中で、インドネシアの他の病院がRME技術の実装を開始するためのインスピレーションになるだろう。Pondok Indah Hospital Groupでは、特に血液・血液製剤、搾乳された母乳の管理、および医薬品の管理のために、閉ループ管理プロセスが適切に実装および実行されている。実施されているベッドサイドスキャンの割合は、これらの新しいプロセスの採用に極めて自信を与えるもので、グローバルな優良事例に匹敵する」と説明した。
EMRAMは、病院のデジタル成熟度を測定するシステムであり、0が最低、Stage 7が最高のレベルである。EMRAM Stage 6を達成することは、病院が完全にペーパーレスの患者記録環境を実現し、情報技術をスマートな方法で使用してケアの質、安全性、効率を改善する途上にあることを反映している。
▽Pondok Indah Hospital Groupについて
Pondok Indah Hospital Groupは、インドネシアで3つの病院(Pondok Indah Hospital – Pondok Indah、Pondok Indah Hospital – Puri Indah、Pondok Indah Hospital – Bintaro Jaya)を運営する民間病院グループであり、品質と患者の安全を優先することにより最先端の医療サービスを提供している。Pondok Indah Hospital Groupは何百人もの極めて有能な医療関係者によってサポートされ、優れた医療サービスを提供するため、医療技術とデジタル病院情報システムによって支えられている。Pondok Indah Hospitalの3つのうちの2つは、Joint Commission International(JCI)から国際標準の認定を受けている。Pondok Indah Hospital Groupの3病院は、2022年4月にStage 6 HIMSS EMRAM評価を達成したインドネシアで最初の3つの病院となった。