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【シンガポール2022年4月12日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊nuventuraは、世界的な成長と気候変動対策の継続的な加速の中、非常に強力な温室効果ガスSF6の使用の削減に寄与することを目指す。
世界最強の温室効果ガスである六フッ化硫黄（SF6）の除去を支援するスイッチギア技術の開発企業でベルリンを本拠とするnuventuraは、ADBベンチャーズ（ADB Ventures、https://ventures.adb.org/ ）（アジア開発銀行（ADB）のベンチャー部門）が2021年にnuventuraのシード投資ラウンドのセカンドクロージングに参加したと発表した。ADBベンチャーズは、Cycle Group、Future Energy Ventures、Doen Participaties、IBB Venturesなど既存投資家、および複数の著名な投資家に加わった。ADBとのコラボレーションは、nuventuraが製品の工業化とアジア市場への拡大に向けた重要な一歩を踏み出すことを支援する。
nuventuraは、SF6に替わって乾燥空気を利用する中電圧（MV）ガス絶縁開閉装置（GIS）を開発している。この特許技術によって、同社は、約1億台の自動車が生成する年間CO2排出量に相当するSF6の年間排出量への取り組みを強化することを目標としている（https://energypost.eu/grid-switchgear-uses-sf6-the-worlds-most-potent-greenhouse-gas-how-do-we-regulate-it/ ）。
nuventuraは、メーカーとして機能する代わりに、既存の開閉装置メーカーがSF6フリーのGIS技術を使用し自社の製品ポートフォリオを拡大することを可能にする。同社は主要部品をメーカーに販売し、メーカーが自社の開閉装置の設計に組み込むか、完全な技術をライセンス供与することでこれを実現している。この極めてスケーラブルな事業モデルにより、nuventuraの顧客は、独自の新しいGIS技術開発に伴う膨大な研究開発コストを回避しつつ、最先端のGIS技術にアクセスできるようになる。
nuventuraのManjunath Ramesh最高技術責任者（CTO）兼共同創設者は、ADBベンチャーズによる投資について、「ADBを投資家および強力なサポーターの1人として迎えることは喜ばしい。当社がアジア市場への注力を積極的に拡大する中で、ADBは極めて重要なパートナーになると確信している。アジアは非常に魅力的な市場環境であり、大きな成長機会を提供し、持続可能なソリューションへの需要が高まっている。nuventuraは、ADBの支援を受け、アジアのエネルギー転換をSF6フリーにする最前線に立つことになる」とコメントした。
ADBベンチャーズのQiyong Cao上級投資スペシャリストは「nuventuraは、グリッドオペレーターと気候（変動対策）の両方に明らかなメリットをもたらす革新的なソリューションを開発した。nuventuraは同社の独自技術とユニークなライセンスモデルにより260億ドルの成長市場で非常に競争力のある位置を占めながら、より環境的に持続可能な電力グリッドインフラストラクチャーへの移行をリードする」と述べた。
▽メディア関係問い合わせ先
Nicholas Ottersbach
nicholas.ottersbach@nuventura.com
