＊中国の春節期間に悪意あるボットネット攻撃が15%増加し、日本の正月には攻撃が150%急増した
【シンガポール2022年4月8日PR Newswire＝共同通信JBN】
デジタルエクスペリエンスを提供、保護する世界で最も信頼されるソリューションであるAkamai Technologies, Inc.（https://www.akamai.com/ ）は8日、アジアのホリデーシーズンで悪意のあるボットネット攻撃の流行を詳述する新しいデータをリリースした。このデータは、2022年2月の中国の春節でサイバー攻撃が15%増加したことを指摘し、サイバー犯罪者は通信量が多い時期に顧客の弱みに積極的に付け込むことを明らかにしている。
攻撃の増加は、ボットネット攻撃が3倍に膨れ上がった2021年11月の中国のeコマースフェスティバルである独身の日から始まった動きを継続している。その後徐々に減少しているものの、攻撃トラフィックは同年末まで比較的高い状態になったが、春節の小売トラフィックの増加で再びピークに達した。今年の春節は、北京2022年冬季オリンピックの開始と重なり、オンライン販売がさらに増加し、この時期が攻撃者にとって魅力的なものになった。
悪意あるアクターは年間を通じて活動しているが、ホリデー期間中にはトラフィック量が増加するのでアクターは攻撃を容易に隠すことができる。さらに、顧客はこの期間に最新のクレジットカード情報やクレデンシャルでオンラインショッピングのデータを最新のものにしがちであり、攻撃者にとってより富をもたらすターゲットを提供する。
トラフィックが増加することに伴い、攻撃者はデータの取得、顧客アカウントの使用、サイト機能への打撃、暗号化データの身代金要求を含む攻撃の量を増大させ、企業に大きな損害を与える。
Akamai最高セキュリティー責任者のBoaz Gelbord博士は「ホリデーは、オンラインアクティビティーの増加とセキュリティーチームの手薄な状態によって攻撃者に大きなチャンスとなる。APAC（アジア太平洋地域）が成功を収めたサイバー攻撃者にとって極めて魅力的な機会を提供するのは、膨大なトラフィック量によってタイムリーな緩和策が講じられないので、より容易に足場を獲得して自由に振る舞うチャンスを攻撃者に与えるからである。Akamaiは顧客と協力して、ホリデー期間とその後の悪意あるボットの複雑な攻撃パターンと行動様式を考慮にいれ、ブランドと顧客ロイヤルティーを防御する」と語った。
日本におけるAkamai調査は、2022年1月初めの正月に日本の小売セクターで悪意あるボットネットアクティビティーが150%増加したことを見つけた。攻撃はこのホリデー後の数週間にわたり持続し、これは中国で見られた攻撃パターンとほぼ同じだった。
同様の急増は、EMEAと米国（the US ）の年末ホリデーでの高トラフィックでも起きた。中国と日本はトラフィックの急増によって、成功を収めたサイバー攻撃者に極めて魅力的なチャンスを提供している。両国の小売店とeコマースは世界最大の人口の一部にサービスを提供している。
Akamaiのリサーチャーは、2021年末から2022年初めのホリデー期間にAPAC全域での潜在的な悪意あるボットネット攻撃データを監視、分析した。Akamaiは年間を通じて良性および悪性ボットをインターネットトラフィックの一部として追跡し、セキュリティーチームに防御に利用できるアクショナブルデータを提供するボットネットアクティビティーのパターンを明らかにしている。
▽Akamaiについて
Akamaiはオンラインの生活を提供し、それを保護する。世界をリードする企業はデジタルエクスペリエンスを構築し、提供し、保護するためにAkamaiを選択し、数十億の人々の日常の生活、仕事、遊びを支援している。クラウドからエッジまで、世界で最も分散化されたコンピュートプラットフォームによって、同社は顧客がアプリケーションを開発、実行することを容易にするとともに、ユーザーにエクスペリエンスをより緊密にし、脅威を遠ざけている。Akamaiのセキュリティー、コンピュート、提供ソリューションに関する詳細はwww.akamai.com 、www.akamai.com/blog を参照するか、TwitterおよびLinkedInでAkamai Technologiesをフォロー。
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