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ダブリン, 2022年4月7日 /PRNewswire/ -- ERS Genomics Limited（以下「ERS」）は、公益財団法人実験動物中央研究所（以下「実中研」）にERSが管理するCRISPR/Cas9特許ポートフォリオへのアクセスを許諾する非独占的ライセンス契約を締結したことを発表しました。
ERSは、ゲノム編集技術の研究で2020年にノーベル賞を受賞したエマニュエル・シャルパンティエ博士によって設立され、CRISPR/Cas9基本特許へのアクセスを提供しています。この基本特許は80を超える国に出願され、89件の特許が保有されています（プレスリリース時点）。
実中研は、1952年に設立された民間の独立した非営利の研究所であり、病気や治療のモデルとしての倫理的な動物実験を通じて、医療・医学に貢献することを目的としています。
ERSのCEO Eric Rhodesは、次のように述べています。「CRISPR/Cas9は、バイオテクノロジー分野に革命をもたらした強力なゲノム編集ツールです。 ERSでは、この技術の活用を推進しています。研究用の新しい動物モデルを開発し、優れた技術で世界的に認知されている実験動物中央研究所を支援できることを嬉しく思います。」
実中研 理事長の野村龍太は、CRISPR/Cas9技術を活用した世界の健康・医療への貢献に関し、次のように述べています。「ゲノム編集技術の進歩は目覚ましいものがあります。 医学や生物学の領域ではCRISPR/Cas9技術によって、実験手法のみならず、研究の発想方法も変化してきています。」
この契約の経済条件詳細は非開示です。
このプレスリリースに関する問い合わせ先:
Dara O'Donnell, ERS Genomics Tel: + 353-1-539 0083
日本におけるERS Genomicsに関する問い合わせ先： 住商ファーマインターナショナル株式会社 創薬支援部 <alliance@summitpharma.co.jp>
実験動物中央研究所に関する問い合わせ先： 広報室 <pr-office@ciea.or.jp >
ERS Genomicsについて
ERS Genomicsは、アイルランドのダブリンを拠点とするバイオテクノロジー企業です。ERSは、エマニュエル・シャルパンティエ博士が保有するCRISPR/Cas9基本特許への幅広いアクセスを提供するために設立されました。 ERSが提供する非独占的ライセンスは、以下を含む各種の分野に渡り製品・サービスの研究や販売に利用可能です：研究用ツール・キット・試薬、治療的介入の新規標的の同定、新薬候補の同定・スクリーニングのための細胞株、ヘルスケア製品のGMP生産、コンパニオンアニマルと家畜の健康、酵素・バイオ燃料・化学物質などの工業材料の生産、合成生物学。
詳細は、www.ersgenomics.comをご覧ください。
実験動物中央研究所について：
実験動物中央研究所は、動物実験を通じて医療・医学に貢献することを目的として、1952年に設立された民間で独立した非営利の研究所です。 実中研は、世界最先端の実験動物の研究開発・商業化と、無菌動物関連技術、モニタリング検査、病理解析、遺伝子改変、発生工学、画像分析などの技術で信頼を得て、国内外の大学や研究機関、WHO、NIH、FDA、NIBSCなどの世界の公的機関や、企業と協業しています。
詳細は、www.ciea.or.jpをご覧ください。
住友商事の100%子会社である住商ファーマインターナショナル株式会社は、ERS Genomicsの日本総代理店を務めています。
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