【マナサス(米バージニア州)2022年4月6日PR Newswire=共同通信JBN】生命科学研究と診断検査を向上させる革新的商品を生み出す株式非公開企業Ceres Nanosciences(Ceres)は、6カ所の新たな廃水を基にした疫学センターオブエクセレンス(CoE)の設置を発表する。新センターは2021年11月に発表された既存のCoE9カ所(November 2021 )とエモリー大学が運営するアトランタ都市圏の廃水検査プログラムに加わるもので、これらすべては米国立衛生研究所(NIH)のRapid Acceleration of Diagnostics(RADx(R))(診断迅速加速)イニシアチブによる820万ドル受注契約($8.2 million award )が支えている。
これら16カ所はアリゾナ、カリフォルニア、コネティカット、イリノイ、ジョージア、カンザス、ケンタッキー、ルイジアナ、メリーランド、マサチューセッツ、ニューヨーク、テキサス、ウェストバージニア、ウィスコンシンの14州にある非営利団体、大学、公衆衛生、商業試験所を含み、40州に廃水検査サービスを提供する。
センターは広範な出所の廃水を定期的に監視する。郡、または市の全体的なウイルスの傾向に関する情報を提供する廃水処理施設、地区レベルでの公衆衛生資源配分の意思決定に役立つ下水道や、大学寄宿舎、高度看護施設、矯正施設、幼稚園から高校までの学校、サマーキャンプ、空港などの建物レベルの場所などである。
各センターはサービスが不十分な恵まれない地域社会にサービスを行き渡らせる拡張力を利用する能力に基づいて選択され(selected )、地元と州の公衆衛生当局に成果を提供すると同時に、疾病予防管理センター(CDC)全国廃水監視システム(NWSS)(CDC National Wastewater Surveillance System )にデータを提出する予定である。
各センターオブエクセレンスは資材と現場の訓練を受けて自動Nanotrap(R)粒子プロトコルを実施し、1日100例を超える同日中の廃水検査結果を提示できる。この自動プロトコルで抽出された核酸は、定量的逆転写ポリメラーゼ連鎖反応(RT-qPCR)、逆転写液滴デジタルPCR(RT-ddPCR)、ゲノム配列決定など多様な核酸検出法と適合する。
Ceres NanosciencesのBen Lepene最高技術責任者(CTO)は「このNIH資金によるプログラムが全国に設置した廃水検査能力は、新たな新型コロナウイルスSARS-CoV-2変異体の出現監視に不可欠であることが証明されている。同じ手法が他のウイルス、細菌、寄生虫などもっと広範な感染症の廃水監視にも利用できることを示すデータを見て非常に興奮している」と語った。
全詳細はhttps://www.ceresnano.com/press-release-coe16 を参照。
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