【タンパ(米フロリダ州)2022年4月5日PR Newswire=共同通信JBN】
*7年目の恒例の会員表彰プログラムは行動へのビジネス教育の取り組みに焦点
世界最大のビジネス教育連合組織AACSB International(AACSB)(AACSB International )は5日、「Innovations That Inspire(元気を与えるイノベーション)」(Innovations That Inspire )会員表彰プログラムで注目される24のビジネススクールを発表する。
毎年恒例のこのプログラムは、ビジネス教育界で変化に貢献した世界中の機関を表彰する。2022年のハイライトは、多様性、公平性、包摂性、帰属性(DEIB)を高める取り組みに焦点を当てる。DEIBの重視はAACSBの2020年のビジネス評価基準(business accreditation standards )であり、最近公表されたポジションペーパー(方針書)(positioning paper )の主眼である。同ペーパーは世界中の上質なビジネス教育への公平なアクセスに対するAACSBの取り組みを説明し、ビジネス教育界にその戦略と文化にDEIBの考え方を取り込むよう呼び掛けている。
その特徴となるイノベーションは学界、企業と職場、社会全体の課題と機会に取り組むものである。実例は次の通り:
*The Egypt Women on Boards Observatory(The Egypt Women on Boards Observatory ):カイロアメリカン大学のSchool of Businessが創設したコンソーシアムで、2030年までにエジプトの公営・民間企業の経営役員会の30%を女性が占めるという国家目標を支援する取り組みである。
*オーストラリアのDigital Inclusion Index(The Australian Digital Inclusion Index ):スウィンバーン工科大学のSchool of Business, Law and Entrepreneurship - Centre for Social Impact:オーストラリアのデジタル包摂性を地理的・人口統計的に記録する複数年のプロジェクトで、この種で唯一の包括的な指標となる。
*フロリダ州立大学のWorkforce Inclusionコース(Workforce Inclusion ):経営学部内でのこの変革的なコースは、学生をさまざまな能力の人材に仕立て、調和させ、従業員になる準備をさせる。
AACSBのCaryn Beck-Dudley社長兼最高経営責任者(CEO)は「より歓迎すべき包摂的な空間への前進には行動が必要であり、2022年のInnovations That Inspireのハイライトはこの重要な取り組みのリーダーシップを示している。ビジネススクール、企業、地域社会の協力を通じて、われわれは強力な地球社会を生み出し、指導者らに積極的な影響力を身に付けさせるだろう」と語った。
Innovations That Inspireの取り組みは7年目となり、教育、研究、社会への関与または奉仕、起業家精神、指導力への将来に備えたアプローチを例示する200近いビジネススクールの取り組みに焦点を当ててきた。2022年のInnovations That Inspire会員表彰プログラムはGraduate Management Admission Council(GMAC)の支援を受けている。
識見と実例の詳細は次を参照:aacsb.edu/innovations-that-inspire(aacsb.edu/innovations-that-inspire )
▽AACSB Internationalについて
1916年に設立されたAACSB International(AACSB)は世界最大のビジネス教育連合組織で、教育者、学習者、企業を結び付け、次世代の優れた指導者を生み出している。100を超える国と地域にプレゼンスのあるAACSBは、エンゲージメントを高め、イノベーションを加速し、ビジネス教育への影響力を拡大している。AACSBが、社会をより良くするためにビジネス教育をどのように変革しているかについては次を参照:www.aacsb.edu (aacsb.edu )