EXCLUSIVE NETWORKSが2021年度決算を発表

パリ, 2022年3月31日 /PRNewswire/ --

年間総売上高は33億ユーロ、前年比15.1%増加（注1）

年間調整後EBITA は1億1920万ユーロ、前年比10.0%増加（注1）

年間調整後純利益は7260万ユーロ、前年比85.1%増加

＊新規株式公開（IPO）で概要説明した戦略の遂行に成功

＊成功と収益、そして2022年の見通しを引き上げ

＊サイバーセキュリティー市場での成長機会を活用する上で強力な立場に

＊1株当たり0.20ユーロの現金配当を提案

（注1）2020年はVeracompを含む。Veracompは2020年12月30日に買収したが、比較のために2020年1月1日付で買収したとみなす。

Exclusive Networks（Euronext Paris: EXN）は30日、2021年12月31日までの1年間の決算を発表した。この発表は取締役会が2022年3月29日に承認した。

Jesper Trolle最高経営責任者（CEO）は次のようにコメントした。

「IPOの時に説明した戦略を達成し、2021年の力強い決算を出せてうれしい。成長と利益の目標達成に成功し、経営の卓越性を実証して、市場の試練をうまく乗り越えた。エコシステムの中心にある当社の独自の立ち位置とサイバーセキュリティー・ソリューションへの切実な需要が2021年の力強い業績を後押し、当社の戦略と将来見通しへの確信を強化している。われわれは多くの魅力的な成長機会を持ち、今後も強力な市場での位置と国際的なサイバーセキュリティー需要を活用していく」

サイバーセキュリティー市場はその環境がさらに複雑化したことで、今までになく注目されている。新たな法規制やリモートワーク、地政学的情勢、クラウドの採用拡大がサイバーセキュリティー市場の成長加速につながり、Exclusive Networksは高度に細分化されて複雑化するサイバーセキュリティー・エコシステムの中核になることで、この市場の構造的成長から利益を得る独自の好位置にある。

▽2021年度連結財務業績

年間総売上高は33億ユーロ、報告基準では前年比29.5%の増加で、2020年にVeracompを含めると15.1%の増加になる。この増収のうち、73%は既存ベンダーの寄与によるもので、ベンダー拡大分は13%、買収寄与分は15%だった。再販業者では法人向け市場からの需要が旺盛で、地理的には戦略の執行によって3地域のすべてで成長を果たした。

連結財務諸表で示したように売上高は、サポートとメンテナンスの売上高の認定を純利益ベースで考慮に入れている。当社はこうしたソリューションで国際財務報告基準（IFRS）での「主たる債務者」ではないためである。売上高は総売上高と歩調を合わせて増加した。

純利益は2021年に3億2000万ユーロに達した。2020年（Veracompを含む）と比べて9.2%の増加。総売上高に対する純利益の比率は9.6%だった。これは調整済みEBITA利益率では37.3%増とみなせる。Exclusive Networksは引き続き、限界調整済みEBITAの寄与分に基づいてすべての新規取引を評価している。

調整済みEBITAは1億1920万ユーロで、Veracompを含めた2020年に比べて10.0%の増加で、報告基準では前年比25.3%の増加となる。

調整済み純利益は7260万ユーロで、報告基準では前年比85.1%の増加だった。

▽2021年度セグメント別業績

欧州中東アフリカ：総売上高は25億7950万ユーロで、2020年（2020年1月に買収したとしてVeracompを含む）に対して14.5%の増加だった。

アジア太平洋：総売上高は3億9430万ユーロで、2020年比で8.7%の増加。

米州：総売上高は3億4670万ユーロで、2020年比で28.6%の増加。この地域は拡張済みのプラットフォームを合わせ、営業手段の十分な活用で恩恵を受けた。調整済みEBITAは850万ユーロで、伸び率は過去最高の56.3%となった。

法人部門：法人部門の営業経費は、グループの長期戦略の構築や、各国と地域の発展を支援して構築するための設計と計画、さらにはグループの業績を統合して監視するために実施した投資を反映している。

▽2022年度見通し

プレスリリースの全文は以下を参照

https://www.exclusive-networks-ir.com/files/IPO/EXN_FY2021_PR_VF_EN.pdf