【ニューヨーク2022年3月11日PR Newswire＝共同通信JBN】
＊Todd Gibbons 最高経営責任者（CEO）は今年、退任
＊社長兼次期CEOにBNYメロン副会長でGlobal Market InfrastructureのCEOである Robin Vince氏を指名
Bank of New York Mellon Corporation（「BNYメロン」）（NYSE: BK）は10日、Thomas P.（Todd）Gibbons氏が、同社における36年間の際立ったキャリアを経て、2022年8月31日付で最高経営責任者（CEO）および取締役を退任することを決めたと発表した。取締役会はその時点での後任としてRobin Vince氏を任命した。Vince氏はまず、社長兼次期CEOに直ちに就任し、Gibbons氏と緊密に連携して途切れなく円滑な責務の移行を確かなものとする。
Gibbons氏は在任中、2019年9月からのCEO職をはじめとする数多くの指導的ポストを務めた。同氏はCOVID-19（新型コロナウイルス感染症）パンデミックによる困難で複雑な時期にBNYメロンを率い、顧客の資産を保護し、従業員を守り、経営の回復力を向上させ、有機的成長と効率を推進し、世界市場と政府計画への支援を行った。Gibbons氏はさらに取締役会と協力しながら強力で多様なチームを開発し、自らの後任としてVince氏の指名決定に至った後継者育成プランを策定して執行した。
Vince氏は現在、BNYメロンの副会長と、BNYメロンのPershing、Treasury Services、Clearance、Collateral Managementの各事業部門やMarkets & Execution Servicesを含むGlobal Market InfrastructureのCEOを務めている。BNYメロン入社前にVince氏はゴールドマン・サックス（Goldman Sachs）に26年間勤務し、最後は最高リスク責任者兼経営委員会委員、さらにその前には財務担当、業務運営責任者、グローバルマネーマーケット責任者、EMEA（欧州・中東・アフリカ）地域担当最高執行責任者（COO）、Goldman Sachs International BankのCEOなどを歴任した。
Joseph J. Echevarria独立社外取締役会長は「今日の発表は、リーダーシップの継続とBNYメロンの成功継続を確実にするために取締役会とGibbons氏によって十分に練られた、綿密な、かつ円滑な継承プロセスの集大成である。Gibbons氏がほぼ40年間にわたって当社および株主のために力を尽くした後に退任するにあたり、世界的なパンデミックの中で発揮した卓越したリーダーシップを含め、同氏の多大なる貢献に感謝を申し上げたい。同氏は一貫して当社の顧客と同僚への揺るぎない献身を実証し、BNYメロンを今日ある機関へと構築するのに活躍した」と語った。
Gibbons氏は「過去36年間にわたってBNYメロンのために仕事ができたことは光栄なことだった。これは私が同社の基本的使命とわれわれのサービスが顧客と社会にもたらす価値を確信していたからでもある。パンデミックは世界の金融エコシステムにおける当社の重要な役割、それに当社の回復力を際立たせた。われわれは今日、多くの事業分野において市場のリーダーの立場を得ている。退任に備えるにあたり、業界が進化を続ける中でこの先の幅広い機会の活用を確実にするうえで、Vince氏に勝る人物を思いつくことはできない。Vince氏は当社、われわれの戦略、成長課題に大きな貢献を果たしてきた。同氏は私が深く尊敬、信頼する人物であり、引き続き有機的な成長を推進させながら、同氏と一体となり今後数カ月間にわたって移行を支援していくのを楽しみにしている」と語った。
Echevarria氏は「Vince氏は2020年にBNYメロンに加わって以来、会社に大きな貢献を果たし、戦略や執行、顧客への尽力への厳格なアプローチを実証した。BNYメロンでの経験に加え、Vince氏は、ゴールドマン・サックスでの26年間にわたったさまざまな指導ポストからの強力なビジネスへの指向性と豊かな経験と相まって、世界的な視点と資本市場への比類なき理解をもたらす。これはGibbons氏がVince氏に対して抱いている信頼と敬意とともに、同氏がこの刺激的な歴史の次の章の中でBNYメロンを操っていくのにふさわしい人物であるとの強い確信をわれわれにもたらしている。今後数カ月間、Vince氏、Gibbons氏、執行委員会全体が密接に協力して途切れることのない引き継ぎを確かのものにしていく中で、取締役会は彼らを支援していく」と続けた。
Vince氏は「BNYメロンは豊かな歴史、市場を主導する立場、並外れた世界的な顧客のフランチャイズを有する類いまれな機関である。この会社の次期CEOになることは名誉なことであり、途切れることのない移行を確実にするためにGibbons氏および執行委員会と手を組んで任務を果たすことを楽しみにしている。私が新たな任務に就くにあたり、全社の同僚による支援に感謝している。BNYメロンは世界の金融システムにおいて極めて重要な役割を果たしており、会社を差別化しているのは、われわれのイノベーションの精神、顧客との深い関係、それに文化である。私はさらなる有機的成長を推進し、すべての利害関係者にとっての価値を生み出すことに向けた厳格なアプローチを取りながら、約5万人の従業員を持つこの歴史的な機関を率いることを楽しみにしている」と語った。
▽BNYメロン（BNY Mellon）について
BNYメロンは世界的投資会社で、顧客の金融資産運用・管理を投資ライフサイクルを通じて支援することを専門とする。機関、企業または個人投資家のいずれへの金融サービス提供に関わらず、BNYメロンは35カ国で合理的な投資、資産管理と投資サービスを提供している。2021年12月31日時点で、BNYメロンの預かり資産残高は46兆7000億ドル、運用資産残高は2兆4000億ドルだった。BNYメロンは、投資の創出、取引、保有、運用、管理、分配、再構築を目指す顧客の単一のコンタクトポイントとして機能し得る。BNYメロンはThe Bank of New York Mellon Corporation（NYSE: BK）の企業ブランドである。詳しい情報はwww.bnymellon.com を参照。最新の企業情報はTwitter @BNYMellon で当社をフォローするか、当社ニューズルームwww.bnymellon.com/newsroom を参照。
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ソース：BNY Mellon
