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AI Rudderが成長加速と海外展開のためシリーズB資金調達で5000万米ドルを調達

AI Rudder
2022-03-09 08:00 1500

【シンガポール2022年3月9日PR Newswire=共同通信JBN】

*シンガポールに本拠を置く音声AI(人工知能)スタートアップ、AI Rudderは、世界的成長を維持するためのシリーズA資金調達の数カ月後に追加的資金を確保

音声人工知能をリードするスタートアップ、AI Rudderは9日、5000万米ドルのシリーズB資金調達ラウンドをこのほど完了し、これまで12カ月間の調達資金合計は6000万米ドルとなったと発表した。Sequoia Capital IndiaおよびHuashan Capitalの既存投資家に加え、Tiger Global、Coatue、Cathay Innovation、First Plus、VenturesLabが新規投資家として加わった。

AI Rudderの経営チーム
AI Rudderの経営チーム

2019年に設立されたAI Rudderは、高度な音声AIテクノロジーを開発し、銀行や金融、フィンテック、保険、eコマースなどのさまざまな業界にわたるB2C通信の課題を企業が解決できるよう支援している。現在、世界中で200超の企業が同社プラットフォームを使用して、AI音声アシスタントでヒューマンエージェントを拡大し、利益、効率、拡張性を最大化することで、顧客体験を強化している。

AI RudderのKun Wu共同創設者兼マネジングディレクターは「機械学習とディープラーニングの技術の進歩は、音声AIがより人間らしいものになる新しい可能性を開きつつある。この新たな資本注入により、当社の製品スイートの継続的な機能強化がサポートされ、クライアントはより摩擦のないデジタル体験を顧客に提供できるようになる。ユビキタステクノロジーとSaaSの普及により、メキシコ、ケニア、オーストラリアなど、大陸を越えたビジネスに影響を与えることができた。この次の成長フェーズを新たな領域や業界に導き、クライアントのオムニチャネルの顧客体験を強化できることをうれしく思う」と語った。

パンデミックによりもたらされた迅速な顧客サービスへの世界的需要は、同社を急速に成長させた。AI Rudderは昨年、収益が前年比400%の大幅増と急成長を遂げた。さらに、同社の年間経常収益(ARR)も、顧客増により2021年に3倍増となった。

Cathay InnovationのパートナーであるNicolas du Cray氏は「われわれは、AIを使用して顧客体験を再検討している企業への投資を検討してきた。 グローバルであることを第一に考えるアプローチと、急成長しているTAMを通じて急速に成長しているグローバルな会話型AI市場内でのAI Rudderの立場はわれわれのテーマとぴったり適合する。われわれは、当社の多くのポートフォリオ企業が変革的な顧客体験を提供する自社テクノロジーに大きく依存していることが分かればすぐ、その企業を支援する必要がある。AI Rudderが世界のブランドの顧客体験に革命を起こすときに同社を支援する機会を得ることができたことは極めて幸運である」と語った。

この成長の次段階を強化するために、同社は投資ラウンドからの調達資金を使って人員を倍増し、地域全体のテクノロジーにおける高度に専門化、洗練された役割の雇用創出を実現する。新たな資金は、より多くの顧客にサービスを提供し、グローバルなプレゼンスを高めるなど、会社の力強い成長を構築するためにも使用される。現在、プラットフォームは英語、バハサ語、中国語、ヒンディー語、スペイン語、タガログ語、タミル語、タイ語、ベトナム語など15以上の言語をサポートしており、今後はアラビア語、広東語、フランス語、ドイツ語、日本語、韓国語、ポルトガル語を加え、多国籍企業へのサポートをさらに改善する方針である。

▽AI Rudderについて

AI Rudderは、新世代テクノロジーを使用して顧客の音声コミュニケーションを強化し、企業・顧客間のより強力な結び付きを構築する。AI駆動の自動化を使用して顧客体験を強化するAI Rudderは、世界中の企業が顧客とのやり取りの規模、速度、品質を向上させ、ユーザーの満足度を高めることをサポートする。シンガポールに本社を置くAI Rudderは、上海とジャカルタにもオフィスを構えている。

 

ソース: AI Rudder
キーワード: 銀行/金融サービス