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OpenSpaceが1億200万ドルのシリーズD資金調達により建設用リアリティキャプチャのリーダーの地位を拡大

OpenSpace
2022-03-03 22:42 1959

【サンフランシスコ2022年3月3日PR Newswire=共同通信JBN】

*9億200万ドルと評価されているOpenSpaceは、1万を超える現場で建設、不動産用に広く採用され続けており、キャプチャ面積は70億平方フィート以上に上る

360度の現場キャプチャとAIを活用した分析で世界をリードするOpenSpace(OpenSpace )は3日、PSP Partnersのベンチャー・成長株部門であるPSP Growthが主導する1億200万ドルのシリーズD資金調達ラウンドを発表した。自動リアリティキャプチャが建設業界の標準となる中、OpenSpaceの製品や技術は業界をリードする形で採用されてきた。同社はこの1年間、製品ラインアップの拡充、海外展開、新たな使用事例の開拓など、増大する需要に対応するため、いくつかの措置を講じてきた。

今回の資金調達により、OpenSpaceが過去1年間に調達した資金は1億5700万ドルに達し、事業の拡大継続とさらなるAI主導技術の開発に充てられる予定である。PSP Growthが主導した今回のラウンドには、BlackRockが運用するファンドやアカウントをはじめ、Alpaca VC、Fischer Homes、Harmonic Growth Partners、Mirae Asset、Sino Groupなど複数の新規投資家が参加している。同ラウンドには、Alkeon Capital Management、GreenPoint Partners、JLL Spark、Lux Capital、Menlo Ventures、Navitas Capital、Nine Four Ventures、Taronga Venturesなどの既存投資家も相当額の出資をしている。

PSP Partnersの創業者兼会長で元米商務長官のペニー・プリツカー(Penny Pritzker)氏は「不動産と高成長テクノロジー企業の両方に投資し、永続的ビジネスを構築してきたわれわれの立場からすれば、OpenSpaceはこの両分野の交差点のリーダーだ。同社の将来に大きな期待を寄せており、その成長を後押しできるのは非常にうれしい」と語った。

PSP GrowthのMomei Quマネジングディレクターは「何百もの建設技術企業を検討した結果、OpenSpaceのような力量のあるチーム、技術、そして優れた商業的成功を収めている企業がいかにまれであるかが分かった」と語った。

10兆ドルの建設市場($10 trillion construction market, )の中で、OpenSpaceは、自社の製品群が市場にぴったりはまることに気付いた。2017年の創業以来、収益は毎年2倍または3倍になってきた。顧客はこれまでに1万を超える現場でOpenSpaceを使用しており、先月だけでも500超の現場で使われ始めた。70億平方フィート以上の現場画像がこのプラットフォームでキャプチャされ、業界最大級の建設空間データセットが生み出されている。

OpenSpaceは、標準的な建設ワークフローにシームレスに統合されている。建設業者は、市販の消費者向け360度カメラをヘルメットに取り付け、普段と同じように現場を歩くだけ。映像がクラウドにアップロードされると、OpenSpaceのコンピュータービジョン技術が画像をつなぎ合わせ、全ての画像を見取り図にピン留めし、信頼できる唯一の情報源を作成する。OpenSpaceは、プロジェクト関係者が現場にいなくても、どこからでも簡単に調整できるようにすることで、ミスコミュニケーションを減らし、移動時間やコストを節約し、建造物の履歴記録システムを提供する。

OpenSpaceは、自動リアリティキャプチャにとどまらず、人工知能を使って壁、機械、電気などの作業の完了率を自動的に測定するClearSight Progress Tracking(ClearSight Progress Tracking )のようなモジュールを含む製品ラインナップにも手を広げてきた。昨年には、フリーミアムで提供するOpenSpace Basicや、LiDAR対応のiPhoneやiPadでキャプチャする3D Scanも発表した。

Harmonic Growth Partnersの最高経営責任者(CEO)パートナーで、ServiceMaxの元CEO、SAP SuccessFactorsのグローバルセールス担当副社長でもあるDave Yarnold氏は「ある業界、特にグローバルな建設業界のような巨大な業界で『必携』プラットフォームをつくったというのは、とてつもなく大きな業績だ。Kalanithi氏は、このチャンスを逃すまいと異能のチームを編成した。企業規模を拡大し続けている彼らに、これからも協力していきたい」と語った。

OpenSpaceのJeevan Kalanithi CEO兼共同創設者は「建設業というのは、非常に重要で非常に困難な仕事だ。当社の目標は、彼らの生活をより容易に、より効率的にすることだ。当社は、彼らの仕事を補強しサポートする技術でそれを行っている。多くの業者が採用してくれているのは、この技術が望まれていることの表れで、そうした要望に応えるという当社の使命を認識し、支持してくれる投資家と提携できるのはうれしい。今後も、世界中のさまざまな業界の建設業者のニーズに最大限応えるため、プラットフォームの拡張を続けていきたい」と語った。

▽OpenSpaceについて

2017年創業のOpenSpaceは、建設、不動産に新たなレベルの透明性と効率性をもたらすことを使命とするAIテクノロジー企業である。建設業者は、同社のプラットフォームを使って現場の完全な画像記録を自動的に取得して信頼できる唯一の情報源にし、調整を強化、説明責任を推進、紛争解決を簡素化できる。同社の顧客は現在までに、OpenSpaceを使用して、75カ国超の数千の現場で進行中の建設プロジェクトで70億平方フィート以上の画像をキャプチャしてきた。

▽問い合わせ先
openspace@bulleitgroup.com

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ソース: OpenSpace