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ZTEが第4世代5G FWA & MBBファミリーを発表し、5G相互接続の新時代をリード

ZTE Corporation
2022-03-03 09:41 1737

【深セン(中国)2022年3月3日=共同通信JBN】モバイルインターネット向け通信、エンタープライズ、消費者用テクノロジー・ソリューションの大手国際プロバイダーであるZTE Corporation (0763.HK / 000063.SZ)は1日、Mobile World Congress (MWC) 2022で、5G FWA & MBBシリーズの全世界出荷が100万台のマイルストーンに到達したことを発表するとともに、第4世代のZTE 5G FWA & MBBファミリーを正式発表した。同シリーズには、屋内用の 5G CPE MC888シリーズ、屋外用5G CPE MC889シリーズ、および新世代のポータブル5G MiFi MU5120 が含まれる。これらは一般的に屋内や屋外、旅行などのシーン向けに開発され、世界の先端を行くSnapdragon(R)X65およびX62 5G Modem-RF プラットフォームを採用している。

ZTEは5G時代において全世界のユーザーに多様な5Gデータ端末を提供することに常にコミットしてきた。2019年には、初の5G CPE製品である MC801をリリースし、続いて、2020年と2021年には第2世代と第3世代の屋内用5G CPEを発売した。新シリーズの FWA & MBBファミリーは、前世代をベースにさらに改善と改良を加え、パーソナル、ホーム、旅行、オフィスなどのユース向に適した多様な5Gデータ端末シナリオを形成している。

屋内向けMC888シリーズには、MC888とMC888 Ultraの2モデルが含まれる。Snapdragon(R) X65 5G Modem-RF Platformとピークレート6000Mbpsの最新のWi-Fi 6E技術標準を備えたQualcomm(R) Fixed Wireless Access Platform Gen 2を搭載した後者は、mmWave-Sub6 NR CA と 3GPP R16技術標準を完全にサポートする。これはアンテナ利得が10dBiに達するスマートアンテナアレイ3.0を採用し、電波が弱くとも、安定的かつ包括的な5G信号受信を可能にする。それにもかかわらずMC888 Ultraは、浸透性の自己換気技術とトップダウンの透過性エアダクト設計を採用することにより、継続的に放熱する結果、高出力条件下でも超長時間安定した高速動作が保証される。注目すべきはMC888 UltraはワンタッチNFC接続もサポートしているため、NFC対応のAndroidスマートフォンは、パスワードを入力するという面倒なプロセスなしで、ワンタッチでこれらのルーターに接続できる。

一方、3600Mbpsのピークレートの Wi-Fi 6をサポートする Qualcomm X62プラットフォームを搭載する標準モデルの MC888は、最大32台までの同時接続が可能。とりわけ、このモデルはMC888 Ultraと同じ高利得アンテナを内蔵し、ユーザーによる強力な信号受信を保証している。

ZTEは世界をリードする通信企業として、屋外シーン用に、mmWave,、Sub-6 5Gおよび4G LTEネットワークと互換性のあるMC889 と MC889 Proを発売した。これらはmmWave とSub-6ネットワークの信号の貫通性能の弱さに対応し、温度や環境、信号受信容量に対しより高い要件を課して設計されている。IP67およびIP65は、防塵および産業用グレードの防水性を備えており、マイナス40-60度の温度で正常に動作する。これにより、このシリーズは真の全天候型屋外CPE製品となっている。MC889 Proは、11dBi対応の超利得アンテナ技術を採用しており、端末ユーザーの信号受信を大幅に改善する。

ZTEは屋内および屋外用の5G CPEをベースにし、32台の端末に安定的に同時接続を実現した新世代のポータブル5G MiFi 製品であるMU5120も開発した。低消費電力のこの端末は、16時間以上長持ちする10000mAhを搭載し、 Snapdragon X62 5G Modem-RF プラットフォームと Wi-Fi 6をサポートする Qualcomm Fixed Wireless Access Platform Gen 2を採用している。一方、MU5120 は18Wの逆急速充電とワンタッチNFC機能もサポートしており、ユーザーにより機能的な実用体験を提供する。

上記の5つの新製品とは別に ZTEはMWC 2022で、世界で最強構成のWi-Fi7 5G CPEの第1弾となるフラッグシップモデル「MC888 」を発表した。業界最高の経験を提供するこのモデルは、今年第4四半期に市場投入される予定である。

さらに、ZTEは優れた通信パフォーマンスも紹介した。新型の Qualcomm SD X65チップを搭載した新世代の 5G mmWave CPEは、高出力5G mmWave CPEの伝送レートを10Gps以上に向上させた結果、端末機器でありながらコンピューターのハードウエアを上回る無線伝送レートを実現した。新しいCPEは、Sub-6G と mmWave間のデュアルリンクをサポートする。また、新しい熱伝導および放熱素材、タイムシェアリングCA技術、新世代のマイクロ制御電力アルゴリズムの採用により、より強力な放熱性能と信号カバレッジを実現したことから、ビッグデータやIoT、IoVなどの分野で幅広い活用が可能である。

Qualcomm Technologies, Inc. のGautam Sheoran副社長(製品管理担当)は「Qualcomm TechnologiesとZTEは長年にわたってモバイルブロードバンド製品の開発で協力してきた。ZTEの最強の5Gソリューションのいくつかは、Qualcomm Fixed Wireless Access Platform Gen 1をベースとした家庭やオフィス向けのFixed Wireless Access CPEsである。ZTEが次世代の屋内、屋外用5G CPE製品やSnapdragon X65 とX62 5G Modem-RF PlatformをサポートするQualcomm Fixed Wireless Access Platform Gen 2を 搭載するモバイルルーターを発表したことを祝福する。ZTEが家庭とオフィスに次世代製品をさらに提供し、最適化されたパフォーマンスとカバレッジ、ユーザー体験を実現することを支援するのを楽しみにしている」と語った。

ZTE Corporationの Luo Weiバイスプレジデント兼ZTEデバイス製品センター・ゼネラルマネジャーは「ZTE Mobile Devices は『1+2+N』フルシナリオスマートエコシステムをベースとし、フルシナリオスマートライフスタイルを徐々に構築しつつあり、今や世界の 5G CPE市場で最大のシェアを獲得している。Internet of Everything (IOE)にとって、あらゆるシーンに向けた『1+2+N』オールシナリオ統合は、 5G MBBデバイスによって形成される『5G+』の支援なしには実現できない。第4世代の ZTE 5G FWA & MBBファミリーは、目覚ましい技術革新を通じて世界中の企業や消費者に最先端の5G体験をもたらし、将来の技術生活をより身近なものにするだろう」と述べた。

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ZTE Corporation
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ソース: ZTE Corporation