omniture

エナプターが新しい万能な水電界装置によってグリーン水素生産を簡略化

Enapter
2022-03-03 06:34 1680

*クリーンテック企業のエナプター(Enapter)はグリーン水素をエネルギー、モビリティー、産業、構築環境のカーボン除去を手ごろな価格で利用しやすくする

*発表された新製品AEM式水電界装置EL 4.0は、企業が化石燃料をグリーン水素に容易かつ迅速に置き換えることを可能にする

*新しい水電解装置に対する注文がすでに400ある。納入は2022年夏から

ベルリン, 2022年3月2日 /PRNewswire/ -- クリーンテック企業のエナプター(https://www.enapter.com/de )(WKN A255G0)は、大量生産に最適な初の標準化された電解装置を発売した。その際、同社は標準化されたソーラーモジュールの商品化、迅速な普及、コスト削減で経験した成功を受けてグリーン水素市場の促進を目指している。AEM式水電界装置EL 4.0は、グリーン水素生産のための万能ソリューションであり、化石燃料を置換する次のステップである。

New product AEM Electrolyser EL 4.0 launched by Enapter.
New product AEM Electrolyser EL 4.0 launched by Enapter.

EL 4.0は、エナプターが2017年から開発してきたAEM(陰イオン交換膜)式水電解水素製造装置の第4世代であり、新しいバージョンはより小型で軽量、かつISO 22734認定を受けている。エナプターの技術は、アルカリ性電解槽の低コスト原料(チタニウムではなく鉄)の利点とPEM電解装置の柔軟性と小型サイズとを組み合わせている。標準化されたモジュールは、あらゆる規模のプロジェクト向けに積み重ねられ組み合わされており、エナプターのAEMマルチコア(https://www.enapter.com/aem-multicore )が同様のAEMスタック技術に基づき作用して、メガワットスケールまでに到達可能である。

新しいモデルによって、エナプターは容易に設置でき、積分可能な電解装置に対する根強い需要に対処したいと考えている。顧客からは、市場発売の前に、すでに400以上の発注がある。エナプターは同社のグリーン水素発電機を世界中に設置する100以上の統合パートナーを擁し、エネルギーからモビリティー、産業、構築環境に至るセクターでカーボン除去を促進する。EL 4.0の容易なプラグアンドプレーの統合によって、これらの統合パートナーの設置時間は大幅に短縮される。

エナプターのSebastian-Justus Schmidt共同創設者兼最高経営責任者(CEO)は「当社の使命の次のマイルストーンは、化石燃料をグリーン水素で置き換えることである。EL 4.0はシステム統合パートナー向けのビルディングブロックになり、これによって統合パートナーは水素生産を迅速に展開できるようになり、世界が必要とするマーケットランプアップを確立できる。これらのAEM式水電界装置の将来の大量生産はグリーン水素の生産を根本的に変革すると確信している」と語った。

新しい水電界装置の量産は、イタリアのピサにあるエナプターの施設で現在進行している。統合パートナーへの最初の納入は夏を予定している。大量生産(月産1万台以上のAEM EL 4.0モジュール)は2023年以降、ドイツのザーベックで現在建設中のエナプター・キャンパスで順次始まる予定。エナプターのプレスキットはウェブサイトhttps://www.enapter.com/el-4-0-press-kit からダウンロードできる。

仕様の概要

AEM式水電界装置EL 4.0は、AC、DC、空冷、水冷の4つのバージョンで発注できる。イタリアのピサで量産されている製品の納入は2022年夏の予定。

タイプ:AEM式水電界装置

世代:EL 4.0

生産速度:500 NL/h, 1.0785 kg/24h

水素出力純度:99.9%(オプションのドライヤー付きでは99.999%の純度)

圧力:35バール

電力消費(単位キロワット:運転時/最大):2.4/3.0

水消費:最大0.4L/h

大きさ:(単位ミリメートル:W、D、H):482 x 635 x 266

重量:38キロ

モニタリング:エナプターのEMSによる完全自動

▽エナプター(Enapter)について

エナプターは、化石燃料に代わる高効率の水素発生装置を製造している、受賞歴のあるエネルギー技術企業である。特許取得済みで実績のある同社の陰イオン交換膜(AEM)技術により、低コストでプラグアンドプレー式の水電解装置を大量生産し、あらゆる規模のグリーン水素を生み出せるようになった。このモジュール式システムは、44カ国のエネルギー、モビリティー、産業、暖房、通信などの部門で使用されている。エナプターはイタリア、ドイツ、タイ、ロシアにオフィスを構えている。Enapter AGはフランクフルトおよびハンブルク証券取引所の統制市場に株式コードWKN:A255G0で上場している。

詳細は以下を参照:

Website: https://www.enapter.com  

Twitter: https://twitter.com/Enapter_  

Linkedin: https://www.linkedin.com/company/enapter/  

Facebook: https://www.facebook.com/enapterenergystorage

▽メディア関係問い合わせ先

Martin Jendrischik (Cleantech Media)
Tel.: +49 (0) 151 23 91 57 80
E-Mail: mjendrischik@external.enapter.com  

Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1755650/Enapter_Electrolyser_AEM.jpg?p=medium600 
Logo - https://mma.prnasia.com/media2/1755651/Enapter_logo.jpg?p=medium600

 

ソース: Enapter