【飛騨(日本)2022年3月1日PR Newswire】アルプス薬品工業株式会社(社長:牛丸理)は、本日、エンジュ由来の新しいイソケルセチン製剤「ユビオイソケルセチン」を発売しました。ユビオイソケルセチンは、少量のイソケルセチンの投与で、より多くのケルセチンを体内に送り込むことが期待されます。
ユビオイソケルセチンは、3つの関連米国特許で守られている水溶性イソケルセチン組成物で、ヒト薬物動態試験において通常のイソケルセチンよりも有意に高いケルセチン吸収率を実証しています。ユビオイソケルセチンは、すべて天然の食品成分のみを配合し、酵素による修飾なしにケルセチンの体内への高い吸収性を達成した初めての製剤です。
「我々は新開発のフラボノイドデリバリーシステムをイソケルセチンに応用することに成功しました(1)。最近、ハーバード大学付属ベス・イスラエル・ディコネス医療センター(マサチューセッツ州ボストン)は、進行がんの患者56人を対象にイソケルセチンのPDI阻害による血栓症予防を主目的とした臨床第2相試験を実施し、有意な医療効果が認められたと報告しています。しかし、低い水溶性により体内への吸収率が低いためか、予防のための経口薬として一日の投与量がかなり高いという指摘もありました。今回の新製剤「ユビオイソケルセチン」は、投与量の削減と優れた水溶性により、患者のQOLを向上させる新世代のイソケルセチンとなることが期待されます。」 とアルプス薬品株式会社経営技術顧問の小野光則博士は述べています。
(1)2011年以降に報告されたケルセチンやイソケルセチンなどのケルセチン配糖体の多様な疾患症状に対するヒト臨床薬効試験結果は次のリンクでご覧いただけます。
https://health.alps-pharm.co.jp/report/
アルプス薬品工業株式会社
アルプス薬品工業(株)は1947年の設立以来、天然物から有効成分やエキスを抽出精製する事業だけでなく、医薬品の原末製造も行っています。現在では、エンジュ由来のルチン、グリチルリチン、プロタミン、カプサイシン、各種漢方薬など、人々の健康を維持・増進することで知られるヘルスケア素材を製造販売しています。
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(日本語リリース:クライアント提供)