テルアビブ、イスラエル、2022年2月23日/PRNewswire/ -- Radiaction医療株式会社（以下、Radiaction社）は、インターベンション心臓病学および電気生理学の分野で放射線防護に特化した革新的な医療機器企業です。この度、ポーランドのオストロレカにあるMazowiecki病院のインターベンション心臓病部門と新たに協力関係を結びました。同病院は、Radiaction社の画期的な全自動シールド技術を導入することで、インターベンション心臓病医と医療スタッフをX線被曝の深刻な影響からの防護に成功しました。このシステムの導入は、EUで初めてのことです。
インターベンションに関わる部門で働く医療従事者の放射線被ばく線量の累積と健康リスクとの関係数多くの研究によって証明されています。散乱放射線に長期間繰り返し被ばくすることによって、脳腫瘍、認知機能低下、放射線関連疾患、白内障などの発症リスクが、高まっているのです。
Radiaction社とMazowiecki病院との協力関係には、遮蔽装置の販売と、装置の性能と臨床ワークフローへの容易な統合に関する臨床エビデンスをさらに強化するための継続的なデータ収集と研究が含まれています。
Mazowiecki病院の医長であるWojciech Krzyzanowski医師は次のようにコメントしました。「スタッフを放射線から守ることは、私たちの最優先事項の一つであり、同時にこれは患者さんの安全を確保することになります。当院の医師やスタッフを有害な放射線から守るために、今回の協力体制にとても期待しています。初めてRadiaction社の技術を知った第一印象は非常にポジティブなものでした。そして、長期的な結果を見たいと考えています。」
インターベンション心臓病の部門の責任者であるDariusz Karwowski医師は、「私たちのカテーテル室では毎年2,000以上の侵襲的心臓手術を実施しており、重要なことはX線被曝の影響からしっかりと防護し、干渉を受けることなく手術を行うことだと考えています。」と付け加えました。
インターベンション心臓病の部門の共同責任者であるPawel Radecki医師も同意しています。「年々、冠動脈の動脈硬化病変は複雑化し、石灰化も進んでいるため、治療時間も長くなり、放射線量も増えています。市販されているあらゆる防護策を使用しましたが、特に現在の装置ではカバーできない頭部や腕への完全な防護を得ることはできませんでした。Radiaction社の技術を導入してからは、すぐに臨床での使い方を覚えましたし、全身を防護してくれるので、より安心感があります。」Radiaction社のCEOであるJonathan Yifat氏は、次のように追加でコメントしました。「患者さんとスタッフを隔てていた分厚く動きに制限がかかる防護服が障害でした。
しかし、Cアームによる散乱放射線被ばくに新しい革新的な対策が加わったのと同時に、この障害がなくなったことで臨床ワークフローを大きく乱すことなく、医療チーム全員の身体、頭、目を遮蔽することはありません。Mazowiecki病院との協力体制を結び、医療チームを保護する機会を得たことに、私たちは大変喜んでいます。このEU初の拠点センターの設立に続き、EUでの臨床実績を拡大し、米国市場にも参入する予定です。」
Radiactionについて：
イスラエルのテルアビブに本社を置くRadiaction社イスラエルのテルアビブに本社を置くラディアクションは、医療チーム全体に放射線安全環境を提供する放射線遮蔽システムを開発しました。Radiaction社は、透視下での手術中に医療従事者全員に全身を遮蔽することで、X線の被爆防護に革命を起こしています。Cアームの上に設置することで、撮影ビームを包み込み、散乱放射線をその発生源で遮蔽し、医療スタッフの放射線防護にパラダイムシフトをもたらします。最初の導入は、医師の被ばく量が最も多いインターベンション心臓病学（IC）電気生理学（EP）市場をターゲットとする予定です。
RadiactionはAmir Belson医学博士が設立し、InnovaHealth Partners社が筆頭出資企業として名を連ねています。
詳細については、Radiactionのウェブサイト（www.radiactionmedical.com）をご覧いただくか、メール（contact@radiactionmedical.com）でお問い合わせください。
