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レゴ財団(LEGO Foundation)、子供の発育と教育問題に取り組むことを目的とした、総額1.43億米ドル(約165億円)のグローバルコンペを始動

The LEGO Foundation
2022-02-17 20:47 1395

ビルン、デンマーク, 2022年2月17日 /PRNewswire/ -- レゴ財団は、幼児に焦点を当てた影響力のあるソリューションに、総額1.43億米ドル(約165億円)の資金を提供する国際的なチャレンジを発表し、CEOのアンネ・ビルギッテ・アルブレクトセン(Anne Birgitte Albrectsen)氏は、これが「世界でも優先度の高い、幼児・児童の発育・教育の問題」に対する解決の一助となると期待しています。

「Build A World of Play Challenge」(ビルド・ア・ワールド・オブ・プレイ・チャレンジ)は、世界中の子供たちに良い影響を与えることができる団体であれば、誰でも応募することが可能です。総額9億デンマーク・クローネにも相当し、レゴ®ブランドが90年間追及してきた、世界中の子どもたちに遊びを通して学ぶ機会を提供し、幅広いスキルを身につけ、その可能性を最大限に発揮できるようにするという理念が強くうかがえます。

この助成金は、再現性のある革新的解決策で、質の高い幼児教育と保育へのアクセス、十分な栄養の摂取、家庭や地域社会における有害なストレスと暴力の根絶、公害からの保護、家族全体の社会的・精神的福祉の支援など、社会的に大きな問題解決となりうるアプローチをする人々に支給されます。

「すべての子どもたちは、安全だと感じる権利、および質の高い教育や医療を受ける権利があります。しかしながら今日では、幼児期の発達に関して認識されていないどころか十分な資金が与えられていない状況にあります。子どもたちこそが未来をつくる担い手なのです。もし、子どもたちや社会に投資をしなければ、共有できる未来に投資をすることはできないのです。」と、レゴ財団理事長兼レゴ社オーナー一族の代目であるトーマス・カーク・クリスチャンセン(Thomas Kirk Kristiansen)氏はコメントしました。

レゴ財団CEOのアンネ・ビルギッテ・アルブレクトセン氏はさらにこう語りました。「我々は現在、幼児教育について世界的にも類を見ないほどの大きな危機に直面しています。子どもの人生の最初の数年間の経験の質は、脳の発達が最も適応的で急速に発展する状態であると言われています。今回のチャレンジを通じて、世界の意思決定の中心に子どもたちを据え、創造的で実行可能なアイデアをもって、社会が直面する最大の課題に緊急に取り組むことを支援したいと考えています。今回のチャレンジは、子どもたちの人生を大きく変化させる機会と捉えています。」

参加者は、全員オンライン応募が必要です。さらに、応募者は2022年4月7日までに事前登録を完了しておく必要があります。応募の締め切り日は2022年に5月17日です。

このチャレンジは、マッカーサー基金の関連団体であるLever for Changeが運営を務めます。

「Build a World of Play Challenge」の詳細はこちらからご覧ください。

 

 

ソース: The LEGO Foundation