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初の「アラビアヒョウの日」が地域各地で幕を開け、この種の救済にスポットライトを当てる

Royal Commission for AlUla
2022-02-14 12:57 1792

- 2月10日に開催された初のアラビアヒョウの日が、アルウラとその他の地域で進行中の重要な保護活動に国際的な注目を集める

- アルウラ知事でサウジアラビア文化相のバドル・ビン・アブドラ・ビン・ムハンマド(BADR bin Abdullah bin Mohammad bin Farhan Al-Saud)殿下と駐米サウジアラビア大使でCatmosphere創設者のリーマ・ビント・バンダル妃殿下(Reema bint Bandar bin Sultan bin Abdulaziz Al-Saud)が了解覚書(MoU)に調印

- 象徴的な大型ネコ科動物の保護と保全の計画は、アラビア北西部へのアルウラ王立委員会の環境と持続可能性の意欲的な取り組みと完全に一致する

アルウラ(サウジアラビア)

2022年2月14日

/PRNewswire/ -- サウジアラビア、オマーン、アラブ首長国連邦(UAE)の象徴的な建物と歴史的建造物が10日夜、初のアラビアヒョウの日を記念して誇らしげにライトアップされる。堂々としていながらも絶滅の危機に瀕しているこの大型ネコ科動物に触発された見事なイルミネーションが、リヤドのキング・ファイサル財団のビル、ジェッダのキングロードタワー、アルコバールのAdeer Tower、アルウラのエレファントロック、そしてドバイのブルジュハリファと2020年国際博覧会のサウジアラビア王国(KSA)パビリオンのほか、オマーンのマスカットのSultan Qaboos University Roadにある非常に目を引く電子看板にも一斉に映し出される。

マルチメディアニュースリリースは、以下をクリック:

https://www.multivu.com/players/uk/9015551-inaugural-arabian-leopard-day-kicks-off-spotlight-saving-the-species/ 

地域各地で「アラビアヒョウの日(Arabian Leopard Day)」は終日、教育の現場と、ハッシュタグ#ArabianLeopardDayを使用したソーシャルメディアによる支援活動で祝賀されている。そして、公共部門による支持の表明として、サウジアラビアの多くの政府機関は10日、それぞれのウェブサイトとソーシャルメディアに「アラビアヒョウの日」の公式ロゴを取り込む予定である。

アルウラ王立委員会(Royal Commission for AlUla、RCU)は10日、重要な一歩として、アラビアヒョウの未来を守るための地域的取り組みを強化するため、Catmosphere財団と了解覚書(MoU)に調印した。RCUとCatmosphereは、サウジアラビアと周辺地域が誇りとする動物であるアラビアヒョウの未来を守るという共通の目標を掲げ、一連の持続可能で革新的なイベント、キャンペーン、支援活動の研究において緊密に協力する。

初のアラビアヒョウの日は、かつてアラビア半島を自由に歩き回っていたが、現在はサウジアラビア、オマーン、イエメンに点在する少数の個体群に限られている種の絶望的な窮状を浮き彫りにする。バドル・ビン・アブドラ・ビン・ムハンマド・アルウラ知事兼文化相は「MoUの締結は、より広いアルウラ地域の広範に及ぶ持続可能な開発計画の中心にあるRCUのアラビアヒョウ保護プログラムを支援する。この合意はまた、国際自然保護連合(IUCN)を含む、自然の動植物の保護に関係する団体との従来からの連携を大幅に強化する」と語った。

駐米サウジアラビア大使でCatmosphereの創設者であるリーマ・ビント・バンダル妃殿下は、「この新しい覚書の締結は、アラビアヒョウを含む大型ネコ科動物の未来を保証するというCatmosphereの使命を支援する。RCUがこの種を野生に再び戻すという遠大な大望を実現しようと努める中、RCUの支援に重点を置いた地域の保全活動に弾みをつける」と述べた。

アルウラ王立委員会のAmr AlMadani最高経営責任者(CEO)は「アラビアヒョウは、アラビア北西部のこの素晴らしい地域の自然の動植物を保護するために企図された広範囲にわたる保護活動を通じて、アルウラの自然環境を保全および保護するというRCUの目的を力強く象徴している。アラビアヒョウが深刻な危機に瀕しているのは悲しい現実だ。その自然生息地に対する現下の脅威は、この種の長期的な生存に極めて重要な保全活動を強化する喫緊の必要性を浮き彫りにしている。人々に、アラビアヒョウの日を祝い、この堂々たる大型ネコ科動物に対する意識を高め、その保護を支援する活動に参加してもらいたい」と語った。

アラビアヒョウは、サウジアラビアとRCUの環境持続可能性への強い願望の象徴である。この種は、この地域の集合意識と想像力の中で独自の場所を占めている。大型ネコ科動物の絵は古代の岩の壁画で発見され、民話にインスピレーションを与えてきたし、現代の日常表現にも使用されている。

野生のアラビアヒョウの数は200頭を下回り、IUCNによって絶滅危惧種に分類されており、野生での絶滅の危険性が極めて高いとみられている。

昨年、サウジアラビアのタイフにあるArabian Leopard Breeding Centre(アラビアヒョウ繁殖センター)で雌のヒョウが誕生し、この種をアルウラと周辺地域の原野や山に再び戻す大きな可能性が注目された。しかし、個体数を回復するために保護された生息地を確立するための取り組みが進行中であり、長く困難な道のりがまだ残っている。

サウジアラビア北西部の2万2561平方キロの地域を自然・文化遺産の世界的目標地として再生しているRCUは、ヒョウの生息域全体で保護プロジェクトを実施するために設立された独立組織であるArabian Leopard Fundに2500万米ドルを拠出した。RCUは1万2500平方キロメートルに及ぶ5つの自然保護区を指定し、ヒョウがいつか再び自由に歩き回る可能性があるというビジョンを持って、PantheraやIUCNなどの主要な専門機関と協力し、これらの保護地域を活性化し、保全し、保護していく。サウジアラビアの閣僚会議は、毎年2月10日をアラビアヒョウの日とするよう指示した。

編集者注:

地名は常にAlUla(アルウラ)。

10日夜、アラビアヒョウの日の画像を特集した画期的な写真を提供する。歴史的建造物は午後7時10分に一斉にライトアップされる。さらに、プレスキットを含む付随資料と質問・回答集は以下のウェブサイトから入手可能:https://drive.google.com/drive/folders/1FlFMdSupE1PRz5FqyEKbBGuMFYgRbdAo?usp=sharing 

▽アルウラ王立委員会について

アルウラ王立委員会(RCU)は2017年7月、サウジアラビア北西部の卓越した自然と文化を有する地域、アルウラの保全と開発のため、国王令により設立された。RCUの長期計画は、都市と経済の発展に責任ある持続可能で慎重なアプローチをとっており、アルウラを魅力ある居住地、働く場所、訪問地として確立しながら、地域の自然・歴史遺産を保護している。この計画には考古学、観光、文化、教育、芸術の幅広い取り組みが含まれ、サウジアラビアのビジョン2030プログラムの経済的多様性、地域活性化、遺産保護優先を実現する取り組みが反映されている。

▽メディア問い合わせ先:

Jinith Joy
Consultant
Hill+Knowlton Strategies
00971 50 7219369

Video: https://mma.prnasia.com/media2/1744056/AlUla_Elephant_Rock.mp4 
Photo: https://mma.prnasia.com/media2/1744054/Royal_Commission_for_AlUla.jpg?p=medium600 

 

 

 

General Arabian Leopard Image 4 - Photo Credits to Aline Coquelle
General Arabian Leopard Image 4 - Photo Credits to Aline Coquelle

 

ソース: Royal Commission for AlUla