FILM ALULAがグレッグ・シルバーマンのSTAMPEDE VENTURESと10件のプロジェクト契約

Royal Commission for AlUla

2023-10-25 18:27 1007

Stampede Venturesとの今までにない初の提携によりアルウラに3年で10作品

アルウラ（サウジアラビア）, 2023年10月25日 /PRNewswire/ -- アルウラ王立委員会（Royal Commission for AlUla、RCU）の映画代理店Film AlUlaとグレッグ・シルバーマン（Greg Silverman）創業者兼最高経営責任者（CEO）指揮下の国際的メディア企業Stampede Venturesは、アルウラで3億5000万米ドルの支出を見込む3年契約を結びました。サウジアラビアのリヤドでのFuture Investment Initiative（FII、未来投資戦略）で調印されたこの画期的な提携には、Film AlUlaがリベートと報奨金を提供することが含まれています。この契約により、Stampede Venturesは3年間で10作品をアルウラにもたらし、世界クラスの映画・クリエーティブ産業の拠点になるというアルウラの野望を前進させることになります。

Film AlUla and Stampede Ventures signed three-year, 10 project deal at FII today.

Stampede Venturesの創業者兼CEOのシルバーマンは、ワーナー・ブラザーズで125本以上の映画を全世界で380億ドルを超える興行収入に導いた実績で知られるエンターテインメント業界のベテランで、最も有名なのは「ハリー・ポッター」、クリス・ノーランの「バットマン」シリーズ、ザック・スナイダーの「300（スリーハンドレッド）」、トッド・フィリップスのアイコニックな「ハングオーバー」3部作と「ジョーカー」です。また、ワーナー・ブラザーズでの20年にわたる壮大な業績を通じて、「アメリカン・スナイパー」、「グラビティ」、「レゴフランチャイズ」、「華麗なるギャツビー」、「アルゴ」、「マッドマックス怒りのデス・ロード」を観客や無数の人々にもたらしました。その作品は世界中で反響を呼びましたが、英国やオーストラリアなどの国内映画産業の成長も促進しました。彼のクリエーティブで商業的本能、世界規模のネットワーク、世界的な経験は、ワーナー・ブラザーズでCreative Development and Worldwide Production担当プレジデントとしての成功に役立ちました。彼は映画、テレビ、デジタルにわたる知的財産を創出、所有し、新世代の大ヒット作をスクリーンにもたらすため、自分の会社Stampede Venturesを創業しました。

Film AlUlaとStampedeの提携は、経済を多様化し、文化的発展を促進するという王国のビジョン2030目標の実現と緊密に連携しています。3年間の制作パイプラインを伴うこの提携は、アルウラを地域的なクリエイティブハブから世界的な映画制作人材のプラットフォームに成長させる重要な役割を果たすことになります。

Film AlUlaがリベートと報奨金を利用することで、新世代の作家や映画制作者に機会が提供され、ストーリーと学びの共有を可能にする架け橋が生まれます。Film AlUlaは地元産業の発展に対する包括的なアプローチで知られており、この提携は地域の活気ある映画産業をさらに促進する役割を果たします。

アルウラ王立委員会のAmr AlMadani最高経営責任者（CEO）は次のように述べました：「グレッグ・シルバーマンのStampede Venturesとの提携は、この地域では初のことであり、映画とクリエーティブのハブとしてのサウジアラビアの投資可能性を強調するものです。Film AlUlaは3年間にわたり、世界中からプロダクションを迎えることができる映画経済を着実かつ持続的に構築してきました。私たちは 3万平方メートルのスタジオ複合施設の完成に近づいており、カメラの前と後ろで主導的な役割を担うためにサウジアラビア人のスキルを向上させています。この規模の提携により、私たちの成長は加速され、世界的な認知度が高まるでしょう」。

Stampede Studiosのグレッグ・シルバーマン最高経営責任者（CEO）は次のように述べました：「Film AlUlaとの画期的な提携を大変うれしく思います。これにより、国際的な制作のインフラがさらに発展し、地元の経済と人々に機会が生まれ、私たちの制作予定に幅とニュアンスが加わります。おそらくもっと重要なことに、米国とサウジの映画制作者間の文化交流がより良い映画とより良い理解を生み出すでしょう。この種のつながりは、芸術の創造での広範な協力によってのみ得られます」。

アルウラ王立委員会の映画部門としてFilm AlUlaは、サウジアラビアの映画産業の発展で重要な役割を果たしてきました。2020年以来、同社はジェラルド・バトラー（Gerard Butler）主演のアクション映画「カンダハール」、トム・ホランド（Tom Holland）主演のルッソ兄弟のドラマ「チェリー」、サウジの映画製作者Tawfik Alzaidiのデビュー作「Norah」（アルウラで撮影されたサウジ初の長編映画で、出演者全員とスタッフの40％以上がサウジ人）など、700日以上の撮影に対応してきました。アルウラで撮影されたテレビ作品には、Steve Backshallの英国シリーズ「Expedition」やNat Geoドキュメンタリーのほか、コマーシャル、プロモーション、写真撮影、短編映画などがあります。

Film AlUlaは制作の受け入れに加えて、現在、地上インフラの強化を進めており、フルサービスの世界クラスの制作施設の第1段階が完成に近づいています。この施設には、3万平方フィートのサウンドステージ（防音スタジオ）、バックロット（野外撮影用地）、制作サポート建物、作業場、倉庫、録音スタジオ、トレーニングとリハーサルのスペース、カフェテリア、イベントスペース、そして象徴的な管理棟があります。サウンドステージはFilm AlUla Residenceから14分の距離にあります。Film AlUla Residenceは、300戸の高品質で設備の整った宿泊ユニット、短期と長期滞在用の映画に適したオフィススペース、高級と中級の幅広い宿泊選択肢がある映画関係者用の宿舎です。

Film AlUlaは業界の成長を加速するために、人材も重視しています。これには、サウジアラビアと近隣地域の駆け出しの映画制作者への資金提供、ロンドンのパインウッド・スタジオのCreative Media Skillsの国際的専門家が主催する技能実習、創造性を育み、映画、芸術、ファッションの将来世代の育成を目的としたAlUla Createsのような総合的な指導プログラムが含まれます。AlUla Creates は、ファッションモデルのスター、エヴァ・ヘルツィゴワ（Eva Herzigova）とヘレナ・クリステンセン（Helena Christensen）、サウジアラビアの先駆者Haifaa Al MansourとMila Al Zahrani、そして受賞歴のある設備企業Vertigo Filmsを含む評価の高い人材グループによってサポートされています。