【リヤド(サウジアラビア)2022年2月7日PR Newswire=共同通信JBN】初開催となるLEAPは、80カ国以上から10万人以上の登録参加者を集め、初開催のテクノロジーイベントとして新記録を樹立した。リヤドで昨日閉幕したLEAP22には、世界有数のテクノロジー企業を含む700以上の出展者、1500のスタートアップ、500人以上の国際的な講演者が参加し、テクノロジーイベントの初回としては過去最大規模となった。LEAP22では、64億米ドルを超える投資と新しい技術イニシアチブが発表された。
LEAP22では、2億6600万米ドルを超える複数の投資や、スタートアップおよび起業家向けのファンドが発表された。この中には、6980万米ドル相当のKhwarizmi Venturesファンドの第2ラウンドの完了、Emkan VCファンドへの4980万米ドルを超える投資、Saudi Venture Investment Companyによるスタートアップ企業促進のための1億3400万米ドル相当の新ファンドの立ち上げが含まれている。UnifonicとTheSpaceKSAによるスタートアップ育成のための新たなパートナーシップUnifonicXも発表された。
スタートアップの取引では、NanaがFIM PartnersとSTV Fundの主導の投資ラウンドで5000万米ドル相当の資金を調達。QuantはVentureSouqが主導しRaedVCとSeedraが参加した投資ラウンドで80万米ドル相当を獲得し、追加投資ラウンドも発表した。Muzn Artificial Intelligenceは、Raed Venturesが主導しShorooq Partners、VentureSouq、Sukna Venturesなどが参加した投資ラウンドで1010万米ドルを、Taffiは180万米ドル以上の投資を集め、SIFIとTamawalはプレシードラウンドを終了した。
世界中のスタートアップがこのRocket Fuel Start-up Competitionでしのぎを削り、100万米ドルの賞金の取り分を獲得するため、それぞれ革新的なビジネスアイデアをアピールした。7社のスタートアップが自社のビジネスアイデアにおける創造性、革新性、将来性、機能性、人々や社会への影響などを評価され、賞金を獲得した。
Appleは、中東・北アフリカ地域で初のApple Developer Academyの本部にリヤドを選んだ。このアカデミーは、女性のプログラマーと開発者のみを対象とし、Princess Nourah bint Abdulrahman(プリンセス・ヌーラ・ビント・アブドル・ラーマン)大学に位置する。
このイベントの主催者であるInformaの中東・アフリカ担当地域執行副社長であるMichael Champion氏は、LEAP22は近年のテクノロジーイベントとしてはCESでさえも上回る最多の観客を集め、新しいプラットフォームへの参加者数の新記録を打ち立て、画期的な成功を収めたと語った。
Champion氏は「LEAP22では、テクノロジー分野の第一人者と、最もエキサイティングな新しいスタートアップやクリエーターをリヤドに集め、われわれを取り巻く世界を再構築する最先端のイノベーションを提示することができた。世界クラスの講演者、スポンサー、パートナーに感謝するとともに、来年はさらに大規模なLEAPを開催できることを楽しみにしている」と述べた。
ソース:LEAP22