パリ, 2022年1月24日 /PRNewswire/ -- NFTプラットフォームの世界では、極めて広範囲にわたり多彩な商品がすでに提供されてきましたが、より明確な透明性が緊急に必要とされています。ナビゲーションエクスペリエンスを向上させるため、OpenSeaではオファーを以下のような10種類のカテゴリーにすでに分類してきました。新規、アート、収集品、ドメイン名、音楽、写真、スポーツ、トレーディングカード、ユーティリティ、バーチャルワールドです。しかし、こうした分類でさえ重複していたり、曖昧な区分けが見られます。これらのマーケットプレイスには、新たなコレクターを惹きつけるため、より明確で信頼性があり、透明性の高い分類が必要であると言えます。
Artmarket.comおよびそのArtprice部門のCEO兼創設者のthierry Ehrmannは次のように語りました。「革新的なNFTテクノロジーは、時代、メディア、ムーブメントなどで分類されていたアート市場の「標準的」な従来の区分からの脱却を図っています。多岐にわたる極めて革新的な取り組みにより、NFT現象は様々な分野へと拡大しつつあります。しかし、今後を見据えて、何が交換されて、何が価値を生み出すかについて、プレイヤーたちに情報を伝える枠組みの構築にArtpriceは取り組んでいます。市場に安心感を与えるために必要なNFTに関する情報(オリジン、エディション、供給、需要、用途など)について、明確で客観性のある仕方で情報を提供していきます」。
ベストだが、… それほど良くもない
Natively Digitalにおける分類。2021年6月10日に終了したA Curated NFT Saleでは、サザビーズはコレクティブArt Blockと同じほど多様な作品を集めました。それらの中には、Claude MonetのMeulesを再解釈したデジタルアーティストのMatt Kaneの作品や、「実存しないものほど、稀なものはない」と語ったRhea MyersによるSecret Artwork(コンテンツ)と題するコンセプチュアルな作品があります。
現在ではNFTが、アート、ゲーム、デザイン、スポーツなど、あらゆる形態のハイブリダイゼーションに対してオープンな市場となっていることは明白です。ある区分が廃れてきたように見えても、サザビーズはCryptoPunk #7523(11,754,000ドル)を別個に販売することを選びました。これは、一部のNFTが依然として特殊な待遇に値することを示唆しています。そのような切り分けは、もっぱら需要に基づいており、セッションの均一性を強調することで利益をもたらすのは明白と言えます。
CryptoPunksが現実の作品というよりもプロフィール写真(PFP)だからという理由で、デジタルアートの販売から除外することを意味しているわけではありません。ランダムな組み合わせにより生成されたCryptoPunksが、コレクティブのカテゴリにより選別されたことは評価すべきと言えます。しかしながら、この分類は魅力的に聞こえないかもしれません。
混乱、パラドックス、そして限界
数百万ドルで購入されたプロフィール写真もアート作品の可能性があるため、コレクティブのカテゴリとアートのカテゴリの間に見られる混乱は、ある程度までは価格に基づいています。同様に、Sina Estaviが2021年3月にJake Dorsayの最初のツイートを290万ドルで購入したとき、彼はコードの一部を世界で最も有名なda VinciのMona Lisaに例えました。
このようにNFT市場には、曖昧さとパラドックスが見受けられます。ファイナンシャル・タイムズ紙のHannah MurphyとJoshua Oliverは、「2021年、NFTはいかにして400億ドルの市場になったか」と題する物議を醸し出した記事で、分散化と透明性においてNFT市場には依然として多くの異常さが見られると語りました。
規制のない空間においては、不可能ではないにしろ、買い手と売り手の実際の身元を知ることは困難であるため、不正、詐欺、市場操作などの損害が生じています。Nansenの分析によると、12月中旬までの30日間に、CryptoPunkとBored Apeのコレクション全体で200万ドルの不審な活動があったことが分かりました。例えば、あるNFTには、買い手と売り手の間で生じたミス、税金の控除、あるいはスキルの低いユーザーを狙った詐欺などが原因で、平均の販売価格より95%も安く売られている作品がありました。研究者たちは、トレーダーたちが両建てを行って誤った需要を印象付けようとしているなど、仮装売買により価格がつり上げられやすいとも警告しています。
より高い透明性を目指して
現在のところ、疑惑を打ち消すような明白で透明性の高い結果は十分にはありません。2021年、Artpriceのデータベースによると、パブリックオークションで販売されたNFTのロットは300近くあり、総額は2億2800万ドルです。これは、世界のセカンダリーアート市場のわずか1.5%にしか相当しません。ArtpriceがカウントしたNFTの2021年におけるベスト100のオークション結果では、65のデジタルアート作品、32の「コレクティブ」、2つの「デジタルゾーン」、1つのフィルムシーケンスがあります。
しかしこれらは、指数関数的な割合で成長している市場のうち、新たに出現した部分に過ぎません。NFTマーケットプレイスが客観的で役立つ情報を提供し、ユーザーが自信を持ってナビゲートできるようになるのが早ければ早いほど、コレクターやアートのプロフェッショナルたちも安心でき、NFTの世界は新しいプレイヤーたちにも開放されるでしょう。
Artmarket.comのCEOであり、同社およびそのArtprice部門の創立者でもあるThierry Ehrmannは次のように述べています。「全体としてNFTは、わずかな期間に大量の新作を投入し、新たな販売チャネルを提供することで、アート市場に真の改革を引き起こすことに成功しました。若いコレクターや技術と暗号通貨の愛好家たちを魅了することから始まった改革には、従来のコレクターたちも引き寄せられてきました。その理由として、現在では誰もがNFTを体験してみたいと思っているからです。他の改革と同じく、今回の改革にも多くの不安要素が伴っており、やがてはジャーキーのように時間と共に干からびてゆくでしょう。創意工夫と行き過ぎた行為がひとつになって「ゴールドラッシュ」を経験するのは、前人未踏の真新しい空間にとっては至極当然のことです。しかし、アート市場のリーダーとしてArtmarket.comは、「アート市場の非物質化」というこの新しい局面において、インターネット上でのあらゆる取引の背後で推進力となる信頼性を確立するため、NFTマーケット市場に実際的なソリューションを提供していきます。実際のところ、これこそが、Artmarket.comの主な付加価値です。すなわち、世界で最も包括的にアートに特化したデータベースの編集と開発によって、時間をかけてアート市場を効率的な市場にします。売り手と買い手が揺るぎない自信をもって取引に従事できるよう必要不可欠なデータを提供していきます」。
サザビーズは、Art MarketがNFTとメタバースと共に非常に力強い成長の新たな段階に足を踏み入れたことをはっきりと理解しています。こうした理由から、ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーは、サザビーズがIPOによって証券取引所に復帰する準備を進めています。果敢にも、サザビーズはすでにサザビーズのメタバースhttps://metaverse.sothebys.com/の開設に取り組んでいます。
そのうえ、パラダイムシフトが生じていることを疑いの余地なく裏付けていますが、サザビーズは、555カラットの黒ダイヤの入札をビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)、USD コイン(USADC)暗号通貨などコインベースコマースで受け付けるだろうと発表したばかりです。
イメージ:[https://imgpublic.artprice.com/img/wp/sites/11/2022/01/image1-alchemical-fractal-NFT.jpg]
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ArtmarketとArtprice部門を動画で見る: www.artprice.com/video
Artmarketとその部門であるArtpriceは、1997年にCEO Thierry Ehrmannによって創立されました。Artmarketとその部門であるArtpriceは、1987年創立のServeurグループの管理下に置かれています。
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Artmarketはアート市場におけるグローバルプレイヤーです。Artpriceをはじめとするさまざまな部門を通じて、歴史的データと現在のアート市場の情報を収集、管理、活用する世界的リーダーとして、3,000万件以上のアート指標とオークション結果、77万人以上のアーティストをカバーしたデータバンクを有します。
Artprice by Artmarketは、美術品市場に関する情報を提供する世界的なリーダーであり、世界標準のマーケットプレイスを通じて、世界有数の美術品NFTプラットフォームになることを目指しています。
Artprice Images®は、世界最大のアート市場イメージバンクのデータベース無制限アクセスを提供しています。このデータベースには、1700年代から今日までのアート作品の1億8千万を数えるデジタル写真とエッチング画像が、美術史家のコメント付きで収められています。
ArtmarketはArtpriceとともに6,300にのぼるオークションハウスからの情報をたえず収集し、主要なプレス、メディアエージェントに向けてアート市場のキー情報を提供しています(出版数7,200)。540万人のユーザー(ログインメンバーとソーシャルメディア)が、メンバーの投稿する広告へのアクセスを有し、リーダー的なGlobal Standardized Marketplace®を代表するネットワークとして、固定ないしは入札価格でのアート作品の売買を取り扱います(オークションはフランス商法の L 321.3条における第2、3段落の定めによって規定されています)。
ArtmarketはArtpriceを含めて、BPI(国立投資銀行)から「イノベーティブ企業ラベル」国立認定を受け、2018年11月から2回目となる3年間の国立支援を獲得しています。これに力を得て、アート市場におけるグローバルプレイヤーとしてのポジション強化プロジェクトに取り組んでいきます。
Artmarket.comによるArtpriceの2020年と2021年の現代アート市場レポート:https://www.artprice.com/artprice-reports/the-contemporary-art-market-report-2021
Artprice by Artmarket による 2020 年度グローバルアート市場報告 (2021 年度3月発表): https://www.artprice.com/artprice-reports/the-art-market-in-2020
Artmarket と Artprice によるプレスリリースのインデックス:
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