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Forever Oceansが持続可能な水産物の生産に向け世界最大の海上権益契約をブラジル政府と締結

Forever Oceans
2022-01-14 21:45 1600

*雇用を創出する権益区域はワシントンDCの3.5倍の広さ

*Forever Oceansの魚類生産能力を25%以上向上させ、ブラジルを持続可能な水産物の新たなリーダーとして位置付ける画期的な契約

【ブラジリア(ブラジル)2022年1月14日PR Newswire=共同通信JBN】

持続可能な水産物のリーディングイノベーター、Forever Oceans(Forever Oceans )のBill Bien最高経営責任者(CEO)は13日、農業・畜産・供給省のJorge Seif Junior水産養殖局長と会談し、ブラジルを持続可能な水産物生産の新たなリーダーに押し上げる権益契約を締結した。この当初20年間の契約により、Forever Oceansは、ブラジル・バイア州の沖合7-15kmに位置する2つの区域内の自動化された囲いの中での魚の海洋飼育が認められた。この2つの区域は、合わせるとワシントンDCの3.5倍に相当する6万4200ヘクタールの広さがあり、持続可能な海洋養殖用としては最大の海上権益となる。同事業により、今後8年間で最大500人の雇用が創出される見込み。

(L-R) Mr. John Lopes, Forever Oceans President, Brazil, Mr. Bill Bien, Forever Oceans CEO, Brazilian President Mr. Jair Bolsonaro, Secretary of Aquaculture and Fisheries Mr. Jorge Seif Júnior, attending to an event at the Palácio do Planalto, in Brasília, where the contract for Concession of the Use of Union Domain Waters between the Union and Forever Oceans. Photo credit: Alan Santos/PR
(L-R) Mr. John Lopes, Forever Oceans President, Brazil, Mr. Bill Bien, Forever Oceans CEO, Brazilian President Mr. Jair Bolsonaro, Secretary of Aquaculture and Fisheries Mr. Jorge Seif Júnior, attending to an event at the Palácio do Planalto, in Brasília, where the contract for Concession of the Use of Union Domain Waters between the Union and Forever Oceans. Photo credit: Alan Santos/PR

Seif氏は「8500km以上の海岸線を有するブラジルは、健康的な食料に加え、雇用と収入を生み出す水産業の主要なフロンティアの1つだ。今回の画期的合意はブラジルにとって歴史的なものであり、わが国の持続可能な海洋養殖の発展に向けた道筋がついた」と語った。

2018年、世界の海洋養殖市場は、730万トン、354億米ドル相当の魚類を生産した(注1)。健康的な食生活の一部に魚を取り入れる消費者が増える中、海洋養殖魚類の世界需要は、2050年までに3倍の2100万トンに拡大すると予測されている(注2)。

Bien氏は「今回の契約により、美味しくて栄養価の高い水産物に対する需要の高まりに応えることができるようになり、規模を拡大して急成長する余地と、世界最大の持続可能な海上水産物生産能力を開発するチャンスを得ることができた」「われわれは、ブラジルの海にこれまでとは異なるやり方でアプローチし、人と地球に優しい、極めて環境に配慮した持続可能な方法で、深海の美味しく、タンパク質豊富な魚を育てる養殖、保護、イノベーションの専門知識を活用していく」と語った。

米バージニア州に本社を置く同社は、ブラジルの新拠点に加え、ハワイに研究・技術施設、パナマに海洋事業を抱えており、インドネシアでの海洋事業も計画している。

ブラジルでは、現地で「Olho de Boi」または「Remeiro」と呼ばれる「Forever Oceans Amberjack(ブリの一種)」を海洋飼育する。この汎用魚は、味、タンパク質、栄養、そしてオメガ3が豊富であることが評価されている。

ブラジルのバイア州イレウスにある陸上孵化場で卵から稚魚を育て、大型の深海囲いに入れ、保護された、より自然な環境で泳ぎ、成長させられるようにする。当初は、環境に配慮した責任ある養殖区域から成る2つの海洋区域内に、24の自動化された囲いを設置する予定。ブラジルでの事業は、フル稼働すれば、今後8年間で約300-500人の高収入雇用を創出すると想定されている。

Forever Oceansは2021年9月、Seafood Source誌でシーフード・イノベーターのトップ25リスト入りした(Top 25 Seafood Innovators )。 

▽Forever Oceansについて

Forever Oceans(Forever Oceans )は、持続可能な水産物のリーディングイノベーターである。同社の使命は、人と地球に優しい、美味しくて持続可能な水産物を生産する新しい方法を、世界に提供することである。同社は、魚を知っており、保護を知っており、独自のイノベーションを活用している。その中には、日常的な作業を高度なシステムで自動化する頑丈な囲いも含まれている。それらが、同社の事業が効率的で、環境と一体化し、地域社会を支えるものであることを保証している。Forever Oceansは先ごろ、Seafood Source誌により、米国で最も革新的な水産会社の1つに選ばれた(most innovative seafood companies )。

同社の研究・技術センターはハワイにあり、パナマ、ブラジルでは海上事業を行っており、インドネシアでも海上事業を計画している。2022年初頭には、同社の持続可能な水産物が米国のレストランに並ぶ予定。Forever Oceansの詳細については、www.ForeverOceans.com  を参照。

(注1)FAO UN https://www.fao.org/fishery/en/aquaculture/en

(注2)'Oceans' Future to 2050 Marine Aquaculture Forecast'. 2021 report by DNV. https://www.dnv.com/Publications/marine-aquaculture-forecast-to-2050-202391

(From Left) Mr. John Lopes, President Mr. Jair Bolsonaro, Secretary of Aquaculture and Fisheries Mr. Jorge Seif Júnior, and Minister of Citizenship Mr. Joao Roma holding the signed contract. Photo credit: Alan Santos/PR
(From Left) Mr. John Lopes, President Mr. Jair Bolsonaro, Secretary of Aquaculture and Fisheries Mr. Jorge Seif Júnior, and Minister of Citizenship Mr. Joao Roma holding the signed contract. Photo credit: Alan Santos/PR

 

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ソース: Forever Oceans
キーワード: 農業 食品