【アーヘン(ドイツ)2022年1月12日PR Newswire=共同通信JBN】
*このソリューションはe.GO Connectアプリまたはウェブサイトからアクセスでき、e.GOの顧客は自社のCO2証書(GHG排出枠)を取引することができる。
*e.GO Lifeの顧客は、年間最大300ユーロの金銭的利益を得ることができる。
*e.GO Mobileは、最初の公式パートナーとしてFairnergyを選択した。
*e.GO Mobileは、既存の自社フリートのCO2証書の取引から得られる金銭的クレジットを使用して、持続可能なプロジェクトを支援する。
革新的で持続可能な電動都市車両の独立系ドイツメーカーであるNext.e.GO Mobile SEは12日、同社の顧客がGHG排出枠(CO2証書)を取引できるようにすると発表した。e.GO MobileはパートナーであるFairnergyとともに、同社のe.GO Connectアプリまたはウェブサイトを通じて、GHG排出枠の簡単かつ迅速な販売処理を提供する。e.GO Lifeのオーナーは自社のGHG排出枠の売却により、現時点では年間最大300ユーロを得ることができる。証明書の売却による利益は顧客に還元される。さらに、e.GOとFairnergyは、プラットフォームを通じて直接、このクレジットのすべてまたは一部を使用する機会を顧客に提供し、選択した持続可能なプロジェクトをサポートする。これにより、排出ゼロのエネルギー移行に真の意味で長期的に貢献することができる。
いくつかの指針やイニシアチブは、費用対効果が高く経済的に効率的なソリューションを推進することで、大陸全体の排出量削減目標に取り組むことに重点が置かれている。EU ETS(https://climatepolicyinfohub.eu/glossary/4.html#EU_ETS )は、温室効果ガス (GHG)(https://climatepolicyinfohub.eu/glossary/4.html#GHG )排出を削減するための世界で初めての設備レベルの「キャップ・アンド・トレード」システムだ。EU Renewable Energy Directive(EU再生可能エネルギー指針 )(RED II)は、GHGの排出削減目標に対応するために導入された。2021年に発効した規制枠組みであるドイツのNational ETS(nETS)は、EU ETSを補完することを目的としており、純粋なバッテリー電気自動車に法的に割り当てられた温室効果ガス削減枠(GHG排出枠)を取引・販売できる道を開いている。
プロセスを簡素化し、顧客が同社の純粋なバッテリー電気自動車e.GO Lifeを購入し利用することで利益が得られるようにするため、e.GO MobileはFairnergyと協力し、顧客に統合的でデジタル、シームレスなソリューションを提供するドイツで最初の独立系バッテリー電気自動車メーカーとなった。
Next.e.GO Mobile SEのAli Vezvaei取締役会長は「当社のディスラプティブな技術とイノベーションを活用し、排出量ゼロの都市モビリティーを推進することが、当社の一貫した目標だ。顧客をこのジャーニーに取り込み、顧客が責任ある選択から利益を得ることを可能にし、最も持続可能な都市BEVを選択してもらうことは、e.GOにおいて極めて重要なことだと考えている。顧客にGHG排出枠取引を提供する最初の独立系BEVとなることで、当社は電気モビリティーの魅力をさらに高めるための新たな重要な一歩を踏み出している。当社の真に持続可能なパートナーと協力し、顧客にとって最大限のシームレスで効率的なプロセスを実現する」と述べた。
Next.e.GO Mobileは、既存の自社フリートのGHG排出枠取引から得られる金銭的利益を、持続可能なプロジェクトの支援に提供する予定だ。
ソース:Next.e.GO Mobile SE