*アップアニーによると、2021年のモバイル使用時間は記録的な3兆8000億時間
【サンフランシスコ2022年1月12日PR Newswire=共同通信JBN】
ブランドとパブリッシャーの勝利の体験創出を支援する大手モバイルデータ・分析企業のアップアニー(App Annie)(App Annie )によると、2021年の消費者のモバイル使用時間は3兆8000億時間に上り、モバイルはその支配的な地位を維持している。アップアニーは同社リポート「State of Mobile 2022」(State of Mobile 2022 report )で、世界がどのようにしてモバイルに向かっているかについてトレンドの幾つかを明らかにした。
Theodore Krantz最高経営責任者(CEO)は「モバイルは史上最高、かつ今後も主力のデバイスである。モバイルは利用時間、ダウンロード数、収益など、ほぼすべての項目で記録を更新し続けており、大型スクリーンは徐々になくなりつつある」と述べた。
2021年は、消費者がモバイルライフスタイルを引き続き受け入れたことで記録破りの年になった。モバイルの上位10市場では、1日4.8時間という驚異的な時間がモバイルに費やされた。消費者はアプリに1700億ドルを支出し、昨年から19%増加した。ダウンロード数は前年比5%増で成長を続け、2300億件に達した。
さらなる調査結果は以下の通り:
*パブリッシャーは200万の新しいアプリとゲームをリリースし、累計で2100万になった
*IDFAにもかかわらず、広告支出は前年比23%増となる2950億ドルを超えた。翌年は3500億ドルを超えると予想されている
*ハイパーカジュアルゲームへの人気により、モバイルゲームは15%増の1160億ドルに増加した
*消費者支出が1億ドル以上のアプリは20%増加
*TikTok(中国本土を除く全世界で90%増)にけん引され、10分のうち7分はソーシャル、写真、そして/あるいはビデオのアプリが使用された
*マッチングアプリへの消費者支出が全世界で急増し、42億ドルを超えた(2019年から55%増)
*ショッピングアプリに使う時間が前年比18%増の1000億時間に達した。ファストファッション、ソーシャルショッピング、大規模ディスカウントストアがけん引
*食品と飲料のアプリが2021年に、新たなマイルストーンとなる1940億セッションを達成(前年比50%増)
*メタバースにより、主要なアバターアプリが前年比160%に急増
CEOのKrantz氏は「バーチャルであろうが、対面であろうが、モバイルは人と人を密接にしてくれる。将来的には、自分が創出する没入型エンターテイメント体験が基本になる。映画を見るのではなく、自分が主役になるのだ」と述べた。
今年のState of Mobileリポートでは、ゲーム、フィンテック、小売、ソーシャル、ビデオなどにわたり、大手のブランドやパブリッシャーが最適なパフォーマンスを発揮するためのマクロトレンドが明らかにされている。同リポート全文を読むには(Read the full report here. )を参照。
▽アップアニー(App Annie)について
アップアニーはモバイルの基準である。同社の使命は消費者と市場のデータを最初に統合し、AIの力を十分に活用して知見と成果を生み出すことである。同社は勝利を収めるデジタル体験を全世界1300以上の企業クライアントと100万人を超える登録ユーザーに提供している。同社は2010年の創立で、サンフランシスコに本社を置いている。