【ボストン2022年1月11日PR Newswire=共同通信JBN】前臨床創薬向けの機械学習を専門とするバイオ技術企業PostEraは11日、医薬品化学を加速し、患者に新しい治療法をもたらすための2400万ドルのエクイティファイナンスを発表した。
PostEraはこの収益を、一連の提携創薬プログラムを推進し、独自の内部創薬を開始し、同社の医薬品化学プラットフォームをさらに発展させるために使用する。その協調的な精神に従い、同社は同日、AIラボを設立するためにファイザー(Pfizer)とのマルチターゲット戦略的パートナーシップを発表した。
シンガポールに本社を置く国際ビジネスグループであるClermont Groupは、Metaplanet、HOF Capital、Ace & Company、Pioneer Fund、R. Martin Chavezなどの既存の投資家に加え、Breyer Capital、Lifeforce Capital、I2BF Global Venturesの参加を得て、今回のシリーズA資金調達を主導した。
PostEraのAaron Morris最高経営責任者(CEO)は「PostEraはClermont Groupを株主として迎えることを喜んでいる。われわれは、病気の治療法の発見を加速することにより生活を向上させるイノベーションとコミットメントに対する同じ情熱を共有している」と述べた。
Clermont GroupのSean Gardiner上級副社長は「当社は社会のより大きな利益に献身する事業に投資する。PostEraは、高度なAI技術を通じて医薬品化学を進歩させる最先端に位置している。そのチームと協力して、業界をリードする創薬プラットフォームを構築することを楽しみにしている」と語った。
過去18か月間、PostEraは、医薬品化学の「設計-製造-試験」サイクルを緊密に統合することにより、さまざまな創薬プログラムで同社のプラットフォームを実証してきた。その成果には、COVID ムーンショット(Moonshot)によるCOVID経口抗ウイルス薬候補の迅速な開発、バイオ医薬品パートナーとのいくつかの創薬取り組みの進展、業界をリードする合成プラットフォームとしてのManifoldの開始が含まれている。
Morris氏は「PostEraは、小分子創薬を加速するためのAIファーストの医薬品化学プラットフォームの真の有用性を実証する上で大きく前進した。当社には、医薬品化学の「設計-製造-試験」サイクルを統合し、従来の試行錯誤に基づくアプローチを大幅に改善するために、機械学習技術を活用した実績がある」と述べた。
▽PostEraについて
PostEraは2019年に創業、その技術は、創設時の科学者によって実施された先駆的な学術研究を基礎とする。 PostEraの技術は、化学合成と一体化した分子設計による創薬研究開発の重要な課題の一部に対応している。PostEraは、バイオ製薬企業との提携によって小分子プログラムを推進し、独自の内部パイプラインに取り組み、同社のManifold(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3407353-1&h=2919724540&u=https%3A%2F%2Fpostera.ai%2Fmanifold&a=Manifold )ウェブプラットフォームを通じてその合成技術の一部を提供する。 PostEraは世界最大のオープンサイエンス創薬事業であるCOVID ムーンショット(Moonshot)(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=3407353-1&h=2042731287&u=https%3A%2F%2Fpostera.ai%2Fmoonshot&a=COVID+Moonshot )も開始、主導している。
▽Clermont Groupについて
Clermont Groupは、シンガポールに本社を置く国際的なビジネスグループである。ニュージーランド出身の起業家であるRichard F. Chandler氏が1986年に創業したClermont Groupは、医療、金融サービス、航空宇宙の分野で事業を構築している。詳細はwww.clermont.com を参照。
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