【広州(中国)2022年1月4日PR Newswire=共同通信JBN】GAC MOTOR初の右ハンドル車-GAC MOTORは12月28日、マレーシアでGS3の量産型右ハンドル車を発売した。これにより、同社は右ハンドル車市場に正式に参入し、GACグループの国際事業における新たなマイルストーンとなった。
さらに、クアラルンプール中心部にあるGAC MOTORのブランドショールームが正式にオープンした。ショールームが営業を開始した後にはGAC MOTORの現地独占販売店を務めるWTCAがマレーシアでのブランド認知度を徐々に向上させ、顧客満足度を維持し、現地の小売りネットワークを改善し、WTCAの親会社であるTan Chong Groupが東南アジア諸国連合(ASEAN)の4カ国で展開する5つの工場の優位性を生かし、現地生産を加速する。
GAC Groupは中国の第13次5カ年計画と足並みを揃え、国際化に大きな重点を置いた「1513」戦略をこのほど発表した。GS3の右ハンドル版を初めて発売したことは、GAC MOTORにとって「1615」戦略の重要な実行であり、国際事業の強化と質の高い発展促進に貢献するものである。
▽細部での違い
右ハンドルのGS3は似ているように見えるかもしれないが、この左右対称の車には細部にわたって多くの微調整が施され、合計で130の規則に関する調整が考慮されている。
見た目にも明らかな変更であるハンドル位置とともに、3つのペダルは再配置が必要で、シフト機構は調整され、パーキング装置は変更され、ハンドルとブレーキのシステムにも再適合が必要である。横滑り防止装置(ESP)は再調整が要求され、マニュアルギア・マウントは最適化された。
自動車のエンターテインメントシステムもアップグレードされてモバイルフォンが簡単に素早くリンクできるようになり、安全に関するさまざまな電子的注意喚起の手段が追加され、ハードウエアの大きさも現地の車両安全法規に適合するよう調整された。
GAC MOTORは卓越した美しさの追求についても全力で取り組んでいる。国際化されたGS3の最終製品をオリジナルと同様に魅力的にするため、視覚的インパクトを最大化することを念頭に、フロンドグリルと車の全体的な外観が入念に再調整された。
▽グローバルな野心
これはGAC MOTORの車が初の右ハンドル車になった、まさに最初の展開である。
驚くほど素晴らしい車両それ自体と共に、今回の作業により、これからのモデル変更に役立つ製品と安全法規の研究に関する豊かなデータベース、そして設計に向けて試行を重ねたブループリントが提供された。
GAC Groupは今後、さらに多くの国際的に最適化された車両を生産し、中国の熟練した技巧の力を消費者にもたらすことを期待している。