杭州（中国）、サンフランシスコ（米カリフォルニア州）, 2021年12月28日 /PRNewswire/ -- Geely Holding Group（Geely）の高級電気自動車ブランドであるZeekrは、米国の自律型配車フリートWaymo Oneで展開する新しい完全電気式自動車の開発でWaymoと協力する。
▽プログラムの説明・計画内容
この新しい専用のモビリティー車両は、スウェーデンのヨーテボリにあるZeekrの研究開発施設CEVT（China Europe Vehicle Technology Centre、中国欧州車両技術センター）で設計・開発されている。この施設は、Geely Holding Group全体向けにクラストップの車両を開発した実績がある。この協力のもと、Zeekrは独自かつオープンソースの新しいモビリティーアーキテクチャーに基づき、将来の車両を設計・開発する。Waymoは米国で車両の納品を受け、その後、完全自律型のWaymo Driverを車両プラットフォームに統合する予定だ。
新型車両は、当初から乗り手視点で設計され、自律走行車の新たなベンチマークとなる。Zeekrの新車両は、自律的なユースケースを念頭に設計されている。ドライバー制御の有無にかかわらず、あらゆる設定が可能なキャビンとなっており、米国の無人配車フリートWaymo Oneの乗客の要件に合わせて調整することができる。
Zeekrは、設計とエンジニアリングのリソースを持つグローバルなテクノロジーモビリティーブランドとして2021年初めにスウェーデンで設立された。Zeekrの最初のモデルである001は、2021年4月に発表され、同年10月から納車が始まっている。
▽引用・発言
Zeekr TechnologyのAndy An最高経営責任者（CEO）は、「Zeekrは、平等、多様性、持続可能性という理想を掲げて生まれた。この分野は持続可能な移動に向けてグローバル市場で急速に拡大している。当社はWaymo Oneの戦略パートナーおよび車両サプライヤーになることで、この分野におけるWaymoの要件に合った完全電気自動車について協力し、その中で当社の経験、理想を共有し、専門知識を提供することができる」と述べた。
Photo - https://mma.prnasia.com/media2/1716743/ZEEKR.jpg?p=medium600
