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ロサンゼルスと東京, 2021年12月23日 /PRNewswire/ -- ナノテクエナジー社の不燃性バッテリーとパウチ・バッテリーパックは、あらゆる仕様・規格や容器に合わせて完全にカスタマイズすることが可能です。CES® 2022イノベーションアワードのサステナビリティ、エコデザイン＆スマートエネルギー部門を受賞した当社は、CES 2022および他の展示会でバッテリー技術を展示し、OEMとの商談を行います。
高性能なグラフェンベースのエネルギー貯蔵の主要メーカーであるナノテクエナジー社は、完全にカスタマイズ可能な不燃性バッテリーおよびパウチセル・バッテリーパックの予約注文を開始することを発表しました。このバッテリーは、従来のリチウムイオン電池やバッテリーパックよりも安全で強力なエネルギー貯蔵ソリューションを提供します。グラフェン電極と独自の不燃性電解液であるオルガノライト™を使用したこの新しいリチウムイオン電池は、あらゆる仕様・規格や容器に合わせて完全にカスタマイズすることができます。そのため、OEMは既存の製品を再設計したり、新しい製品を妥協したりする必要がありません。この不燃性バッテリーパックは、電気自動車、バイクやスクーター、家電製品、軍事機器など、すでに電化されている、あるいは近い将来電化予定の機器や機械の電源として使用することができます。
現在、予約注文を受け付けており、2022年第4四半期には業界をリードするOEMに出荷されます。
ナノテクエナジーの会長兼CEO兼共同設立者であるジャック・カバナー博士は、「バッテリーストレージは、今までその可能性を発揮できていませんでした。深刻な火災の危険性がある従来のバッテリーパックとは異なり、ナノテクエナジーの不燃性リチウムイオン電池は本質的に安全で環境に優しいため、ガスから電気への切り替えを促進する産業が増えると確信しています。最終的には、当社のバッテリーは、新しいバッテリー技術のテストと統合に関連してOEMが現在負担している時間と累積コストを大幅に削減することで、より迅速な導入を可能にします」と述べています。
世界の再生可能エネルギー市場は、2027年には1.1兆米ドルに達すると予想されています。政府が支援する再生可能エネルギー政策や目標の増加、交通機関や工業の電化、石油・ガス会社の電力バリューチェーンへの参加の増加などにより、産業の融合が加速しています。さらに、電池の性能向上に対する需要は、2020年の185GWhから2030年には2,000GWh以上に増加すると予想されています。
リチウムイオン電池の発火や安全性の問題は、電気自動車の未来を阻む主要な障壁の一つとなってきています。ナノテクエナジー社の画期的なエネルギー貯蔵技術は、独自に開発した不燃性のグラフェン－オルガノライト™電池により、電池の大容量とスーパーキャパシタの電力性能を1つのソリューションで提供します。従来のリチウムイオン電池の体積エネルギー密度はせいぜい250～600Wh/Lですが、ナノテクエナジーは、エネルギー密度の限界をセルレベルで400～900Wh/Lにまで高める5世代のグラフェンベースの電池も開発しています。
また、従来のリチウムイオン電池が300～500サイクル（約2～3年）であるのに対し、ナノテクエナジーのグラフェン－オルガノライト™電池は、80％カットオフで1400サイクル（約10年）以上の使用を実証しています。また、極端な温度や天候条件（－40℃～＋50℃）でも性能を維持し、充電時間を大幅に短縮するとともに、リサイクルが容易なより持続可能というオプションも備えています。
ナノテクエナジーの共同設立者であり、CTOであるマヘル・エルカディ博士は、「様々なサイズや仕様・規格のカスタマイズされたバッテリーを提供することで、お客様と密接に協力し、正確な要求を満たすバッテリーやバッテリーパックを作ることができます」「私たちは、バッテリーの設計コンセプトから、試作、テスト、大規模な製造まで、フルエンジニアリングソリューションをお客様に提供しています。お客様が求めるものが高エネルギー密度、急速充電、あるいは極めて高い安全性のいずれであっても、私たちの目標は、お客様の仕様を満たし、それ以上の性能を発揮するバッテリーやバッテリーパックを提供することです」と述べています。
ナノテクエナジー社の不燃性リチウムイオン電池は、最近発表された、リノの東に位置するネバダ州ストーリー郡にある517エーカーの最新製造施設で生産されます。この施設は2022年第4四半期にオープン予定で、今後5年間で1000人以上の雇用をこの地域にもたらすことになります。
ナノテクエナジー社は、ラスベガスで開催されるCES 2022のInnovation Awards Showcaseで受賞製品を展示するとともに、出展者として参加します（Venetian ExpoのEureka Parkブース番号：633339）。
また、日本で開催されるnano tech 2022（2022年1月26日～29日 東京ビッグサイト東ホール）にブース出展いたします。（ブース番号：2R-14）。
ナノテクエナジー社について
ナノテクエナジー社は、グラフェンをベースにしたエネルギー貯蔵製品を研究室からマスマーケットに送り出すという変革を使命としています。当社の超高表面積の単層グラフェン材料は、不燃性バッテリー、透明導電性電極、導電性インク、プリンテッド・エレクトロニクス、導電性エポキシ、帯電防止コーティング、EMI（電磁干渉）シールドなど、すでに複数の用途に使用されています。
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