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Syntach ABがEUから250万ユーロの補助金獲得

Syntach AB
2021-12-21 22:43 1753

ルンド(スウェーデン), 2021年12月21日 /PRNewswire/ -- スウェーデンのルンドにあるSyntach ABは、European Innovation Council(EIC、欧州イノベーション会議)から同社独自の低侵襲心臓サポートシステムの開発を支援する1750万ユーロを上限とするブレンドファイナンスの一部として250万ユーロの補助金を獲得した。

心臓機能障害は6000万人を超える人々がかかり、世界で最も一般的な死因の1つである。心臓サポートシステムは、多くの命を延ばし、救うことができる。Syntach ABは現在のシステムとは異なり、埋め込みに開心術を必要としない低侵襲の左心室補助システムを開発している。それは埋め込み電池によって駆動し、皮膚を通る動力駆動系統や従来の左心室補助装置に関連した多くの副作用を回避する。

Syntachシステムは心臓機能を取り換えるのではなく、心臓の僧帽弁面の自然な動きをサポート、強化し、各心拍をより効果的にする。異物への血液曝露を最小限に抑えることで、生体適合性と生理学的相互作用が可能になり、副作用がさらに軽減される。

EICは、欧州連合(EU)の Horizon Europeプログラム内に設置された。目的は、初期の研究から市場投入、国際的な拡大まで、先駆的な新技術と革新を特定して支援することである。EICの資金援助により、Syntachは、埋め込み型低侵襲心臓サポートシステムの開発を加速できる。

Syntach ABの最高経営責任者(CEO)で発明家のJan Solem教授は「何十万人もの患者の質の高い生活年数の拡大に役立ち得る現状打破の可能性がある新治療法が評価され、支援されることは誇りであり、喜ばしい」と語った。

Tor Peters取締役会長は「心臓機能障害患者の治療方法に革命をもたらし、この治療法を世界規模で提供できる企業を設立することが当社の目標である。やることは多く残っているが、当社には素晴らしいチームがあり、患者や世界的なインターベンショナル心臓病学・心臓手術学界の多大な支援と組み合わせることで、その将来について非常に楽観的だ」と述べた。

Syntach ABはスウェーデンのルンドを本拠とし、複数の学術研究センターと協力して革新的な心臓サポートシステムと僧帽弁介入システムを開発している。Syntachは、ルンド大学の臨床科学・臨床生理学部の心臓MR(磁気共鳴)グループと協力している。ルンド大学の研究チームは心臓機能に関する研究の先駆者である。

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ソース: Syntach AB