【サンノゼ(米カリフォルニア州)2021年12月11日PR Newswire=共同通信JBN】今日のシステムオンチップ(SoC)市場向けTotal IP(TM)ソリューションの有力プロバイダーであるArasan Chip Systemsは、GlobalFoundries 12nm FinFETプロセスノード向けに新たに設計された第2世代MIPI D-PHY(SM) IPの発売を発表した。ArasanはGlobalFoundriesのパートナーであり、GlobalFoundries 12nmプロセス向けにArasanのIPシリコンを実証済みにし、利用可能にするために、多数のテストチップがGlobalFoundriesの資金提供を受けてきた。
GlobalFoundries 12nmプロセスノード向けのこの第2世代MIPI D-PHY(SM)は、超低電力消費とエリア最適化に焦点を合わせてArasanのシリコン実証済み第2世代MIPI D-PHY(SM)で開発された。これによって、このD-PHY(SM)IPは、電力が決定的に重要なウェアラブルやIoTディスプレーのアプリケーションにとって最適である。フォールトトレラント能力を備えたD-PHY(SM)IPは、ArasanのIPを急速に導入している自動車SoCアプリケーションもターゲットにしている。
GFの12nm向けArasan MIPI D-PHY(SM)は、レーンあたり最大2.5GbpsのスピードとMIPI D-PHY(SM)v1.2仕様準拠を提供する。GF 12nm D-PHY(SM)は、スタンドアローンのトランスミッターないしはレシーバーとしても設定可能な汎用PHY IPである。
ArasanのMIPI D-PHY(SM)は、ArasanのMIPI CSI(R)およびDSI(R)IPとシームレスに統合し、イメージングおよびディスプレー向けのTotal IPソリューションを提供する。Arasanは、GF 12nm向けのeMMC PHY +eMMC Controller IPおよびNAND Controller IP + NAND Flash PHYも提供する。Arasanは2022年に、MIPI C-PHYSM(SM)/D-PHY(SM)Combo IPおよびD-PHY(SM) IPの4.5Gbpsバージョンによって、GlobalFoundries 12nmへの提供を拡大する。
詳細はウェブサイトhttps://www.arasan.com/products/mipi/mipi-phys/d-phy-1-2/ を参照。
▽Arasanについて
2005年からMIPI Associationのコントリビューティング・メンバーであるArasan Chip Systemsは、モバイル・ストレージおよびモバイル・コネクティビティ・インターフェース向けIPの有力プロバイダーで、当社のMIPI IP搭載チップは10億個以上出荷されている。Arasanの高品質でシリコン実証済みのTotal IPソリューションには、デジタルIP、AMS PHY IP、検証用IP、HDKおよびソフトウエアなどがある。Arasanは、モバイルSoCを対象とする製品ポートフォリオが充実している。モバイルという言葉は当社の20年の歴史の中で、90年代半ばのPDAに始まり、今日の自動車、ドローン、IoTまで、移動するもの全てを含む言葉に進化してきた。Arasanは、規格に準拠したIPをモバイルSoCの中核に据え、この「モバイル」の進化の最前線にいる。
▽問い合わせ先
Dr. Sam Beal
Mktg1@arasan.com
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