【南揚州(韓国)2013年9月10 日PRN】韓国の伝統食品5品目が、絶滅の危機にあるとして国際的な伝統食品保護運動団体が主宰している味の箱舟(Ark of Taste)リストに登録された。韓国で開かれているスローフード展の組織委員会が6日、明らかにした。
(Photo: http://www.prnasia.com/sa/2013/09/09/20130909124012552601.html)
韓国の伝統食品が国際的スローフード・リストに登録されたのは今回が初めて。同リストは1996年にイタリアのトリノで始まったスローフード運動の一環としてスタートした。
選ばれたのは南部のリゾート、済州島の調味大豆、南西部・晋州市の矮性(わいせい)コムギ、忠清南道の野ガモ、ハンソンリリーと東部鬱陵島で漢方薬入りの餌で育てた牛肉。
南揚州国際スローフード会議委員会(Namyangju International Slow Food Conference Committe)は、絶滅の危機にあることに人々の注意を喚起し、保護を進めるよう促すために5品目のリストを味の箱舟委員会に提出したと述べた。
Slow Food Foundation for Biodiversityが8月30日にリストに登録した。
味の箱舟プロジェクトは、世界の文化と伝統の一部である少規模なクオリティー製品を特徴としている。
主宰者のウェブサイトによると、リストに登録された品目は独自のフレーバーを有していなければならず、特別の地方との結びつきがなければならず、地元の伝統と合致していなければならない。生産数量は限定されなければならず、絶滅の危機にさらされていなければならない。
現在食品遺産1211品目がリストに登録されている。 果物、野菜、動物、乳製品などが含まれている。
ソース:2013 Namyangju International Slow Food Conference Committee