【台北2021年12月1日PR Newswire】
*アジアを代表するメディアテクノロジー企業が、成長するグローバルなクリエイター経済に目標を定める
アジアを代表するメディアテクノロジーグループであるKKBOX Groupは、社名を 「KKCompany」に変更したと発表した。KKCompanyは、オーディオストリーミングプラットフォームであるKKBOX、OTTコンテンツプラットフォームのKKTV、ストリーミングソリューションを提供するKKStream、ライブエンターテインメントを手掛けるKKLIVE、コンテンツアクセラレーターのKKFARMという5つの主要事業部門を通じて、国際的にビジネスを展開してきた。同社のミッションは、多様な業界のコンテンツクリエイターが新しい技術を取り入れ、ビジネスのデジタル変革を可能にする「Freeways to Inspiration」(インスピレーションへのハイウェイ)を構築することだ。
KKCompanyのグループ最高経営責任者(CEO)であるChris Lin氏は「過去5年間で、当社はプロダクトポートフォリオを多様化し、グローバル展開を積極的に進めてきた。当社は音楽ストリーミングの完成度を高めながらライブエンターテインメントの革新を進め、戦略的なIP投資を行い、そしてパートナー企業への先進的なストリーミングソリューションとインフラの提供を行ってきた。本国台湾以外の海外事業は現在、当社の収益の40%を占めている」と述べた。
世界的なパンデミックによってイベントの性質が大きく変わったことは間違いない。オンラインイベントやエンターテインメント体験に対する需要の高まりを受け、KKStreamはKKLIVEと協力し、KKLIVEのライブ映像配信プロダクトBlendVision Momentを用いて台湾初のワンストップのオンラインイベント・ライブ配信プラットフォーム「KKTIX Live」を構築した。このサービスは、音楽ライブ、ビジネスフォーラム、フィットネスコース、シンポジウム、オンライン学習などで利用することができる。
BlendVision Momentは、低遅延の4K配信、マルチアングル映像、インタラクティブ機能をサポートしており、世界中の視聴者はライブ配信をベースとしたインタラクティブなイベントを楽しめるようになった。KKStreamのBlendVision製品ラインには、ワンストップのOTTテクノロジーサービスであるBlendVision KALEIDOや、AIによる画期的なビデオエンコーディングソリューションであるBlendVision LOOMも含まれる。すべてのBlendVision製品は、完全なDRM保護機能を搭載しており、コンテンツ所有者が著作権侵害対策を支援している。KKStreamの顧客・パートナーには、日本の大手通信会社KDDI、世界的な電子機器メーカーのFoxconn Technology Group、台湾最大の通信会社Chunghwa Telecomなどが挙げられる。
アジア太平洋地域のOTTメディアストリーミング市場は急速に成長しており、Statistaによると、2025年には883億米ドルの市場になると予想されている。KKStreamは、BlendVisionや自社の企業向けサービスを通じてグローバルに自社の事業を拡大し続け、KKCompanyの台湾以外での収益成長を加速させるだろう。
▽KKCompanyについて
KKCompanyは、台湾・台北市に本社を置く、アジアを代表するメディアテクノロジーグループだ。同社のミッションは、急成長するグローバルなクリエイター経済に向け、変革的なテクノロジーをアクセスしやすく手頃な価格で楽しめるようにすることだ。同社の株主には、KDDI、GIC、HTCなどが名を連ねている。(www.kkcompany.com )
(日本語リリース:クライアント提供)