【フェニックス2021年11月30日PR Newswire=共同通信JBN】
*バッテリー生産を米国にもたらす計画を検討
小規模市場事業の大手オペレーター・所有者であるAlpine 4 Holdings, Inc.(Nasdaq: ALPP)は24日、リチウム/グラフェンバッテリーの製造・設計業界におけるパイオニアのElecJet/Real Graphene (ElecJet)をこのほど買収したと発表した。Real GrapheneとElecJetの2社は今年に入り合併し、Real Grapheneのグラフェンの知的財産とElecJetの電力システム/充電ハードウエアが一体化した。この合併の結果、革新的な最先端バッテリーと電力システム技術が単一企業内で共生的に結合した。ElecJetとAlpine4はまた、インディアナ州サウスベンドの施設を米国のバッテリー生産施設に転換し、グラフェンバッテリー生産を米国にもたらす計画を検討している。
Alpine 4のKent Wilson最高経営責任者(CEO)の発言は以下の通り:
「今年に入り、ElecJetのSam Gong CEOと私は、将来のUS-2ドローンの膨大な電力需要を満たすことができるバッテリー電源ソリューションの開発に着手した。単なるリチウムバッテリーがUS-2設計プロトコルの答えではないことは明らかであり、さまざまな技術を実行してみる必要がある。グラフェンはわれわれにとり明白な回答になった。グラフェンは驚異的な電気伝導体であり、充電サイクル中のリチウムバッテリー内の熱を大幅に削減する。グラフェン強化バッテリーの熱と抵抗の減少により、充電速度の向上とバッテリー寿命の延長が可能になる」
Alpine 4とElecJetによる共同の取り組みは、2つの成果を生んだ。1つ目は、Alpine4の子会社としてElecJetの事業チャンスが大幅に強化されることが認識されたことである。2つ目は、1つの企業体として協力することで、電気自動車(EV)市場に新しい魅力的なバッテリーソリューションを提供できることだ。ほとんどのEVメーカーは、18650、21700、4680などの純粋なリチウムバッテリーセルを使用している。Rivian、テスラ、LucidなどのEV会社は、製造している車両の電力からエネルギー密度へのニーズに応じてさまざまなバッテリーセルを使用している。ElecJetのグラフェンリチウムバッテリー製品は、EVメーカー(18650、21700、および4680)が現在使用している3つの主要バッテリーセルすべてを電力密度とエネルギー密度の両方で強化する。グラフェンバッテリーの重要な性能の1つは、前述のリチウムバッテリーよりも5-8倍速く充電できることである。リチウムバッテリーだけの場合は30-45分であるのに対し、DC急速充電システムは10分以内に0-80%で車両を充電し、したがって、繰り返しDC充電を行う場合のように車載バッテリーセルに損傷を与えないことを考えてみてほしい。これにより、従来の車両へのガソリン補給にかかる時間と一致するように、当社のグラフェンバッテリーを使用する車両の実現可能性がもたらされる。これは、EV市場だけでなく他のさまざまな商用アプリケーションにとっても画期的なものであるとわれわれは自負している」
ElecJetのSamuel Gong CEOの発言は以下の通り:
「人々は10年間、グラフェンを心待ちにしてきたが、それは主に研究室の中に閉じ込められてきた。この結果、たくさんの誇大宣伝や多くの偽の製品や会社が現れた。しかし、われわれはグラフェンバッテリーが未来ではなく、今ここにあることを示すためにここにいる。そして、当社は主としてバッテリーセル製造企業であり、グラフェンバッテリーパワーバンクを生産することにより、実際に行動で証明している。Amazon、Shopifyサイト、さらにはIndiegogoで新たに開始されたキャンペーンで購入できる、わずか17分で完全充電できるさまざまなサイズの直接販売グラフェンパワーバンクを生み出した」
「その結果得られる当社の消費者向け製品がどれだけ素晴らしいかは、Indiegogoの最新のパワーバンクがiPhone 13の3倍以上のバッテリー容量で、わずか27分で完全充電されることでわかる。さらに速く充電することは可能だが、USB-Cの上限は100Wである。当社のグラフェンバッテリー技術は、現在どの製品よりも5倍以上速く充電できるだけでなく、安全かつ大量生産可能、コンパクト、高コスト効率、持続可能で消費者に優しい製品であることを商業規模で立証している」
「ElecJet/Real Grapheneには、グラフェン製品を生産段階からエンドユーザーの消費者製品創出に移す機能がある。この総合的でスケーラブルな機能が、われわれの成功を生み出した。Wilson氏は、当社チームが積極的に参加したくなるような素晴らしいビジョンを持っており、同氏の性格は真の中核的米国人の価値観を体現している。ElecJet/Real GrapheneがAlpine4ファミリーの企業に加わった今、われわれは今後数十年でバッテリー分野の次の最大の進化を実現し、米国をこの中核技術の運転席に戻すことができる」
ElecJetの最新のパワーバンク充電器、Apollo Ultraはこのほど、フォーブス誌とdigitaltrends.com により大きく取り上げられた。
https://www.digitaltrends.com/mobile/fast-charging-graphene-batteries-are-finally-here/
https://www.youtube.com/watch?v=dnE1nO6o-do
ElecJetは、Alpine4のDSF事業モデルの推進者および促進者としてA4 Technologies, Inc., Portfolioに所属する。
▽Alpine 4 Holdingsについて
Alpine 4 Holdings, Inc. (ALPP)はNASDAQ上場の複合企業で、Drivers、Stabilizers、FacilitatorというディスラプティブなDSF事業モデルに適合する企業を買収している。Alpine 4では、われわれはテクノロジーとイノベーションがビジネスを差別化する方法の本質を理解している。当社は、実店舗のビジネスにおいてさえ、新しいテクノロジーへの適応がどのようにイノベーションを推進できるかに焦点を当てている。また、当社の持ち株は互いに相乗的に利益をもたらし、さまざまな業界間で協力し、新しいアイデアを生み出し、競争上の優位性のための肥沃な基盤を作り出す能力を備えているべきであると考えている。
当社事業の中核となる4つの原則は「シナジー、イノベーション、ドライブ、エクセレンス」である。Alpine 4では、相乗的なイノベーションが卓越性を推進すると考えている。これらの言葉をわれわれの一体化した経験と能力に固定することにより、当社は垂直市場内および市場全体で積極的に機会を追求することができる。当社は業界標準を推進するだけでなく、株主価値も高めるソリューションを提供している。
▽問い合わせ先: Investor Relations