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国際的なLNG業界団体が温暖化ガス排出量の透明性とカーボンニュートラル宣言の枠組みを発表

International Group of Liquefied Natural Gas Importers
2021-11-29 19:56 717

- 枠組みでは排出量取引のオフセット基準と報告基準を定める

- 温室効果ガス排出の報告の改善を目的としている

- 温室効果ガスのカーボンニュートラルの定義

- メタン排出量の報告

パリ, 2021年11月29日 /PRNewswire/ -- 本日、LNG輸入者国際グループ(GIIGNL)は、「カーボンニュートラル」を宣言するLNGカーゴが増える中、温室効果ガスのカーボンニュートラルを宣言において業界で一貫したアプローチを取れるよう包括的な枠組みを発表しました。

世界でエネルギー源として重要性を増すLNGについて、温室効果ガス排出量の削減に向けた動きとして温室効果ガス(GHG)の監視と報告、認証(MRV)するニュートラル枠組みを策定しました。この枠組みはLNGのあらゆる関連企業がLNGカーゴあたりのGHのフットプリントの算定に使用することができます。

天然ガスの抽出、液化、輸送、再ガス化、消費までのバリューチェーンの全段階でGHG排出量の定量化を促進します。この枠組みでは、独立機関からカーゴ認証を受けたカーゴに対して貨物明細書を発行し、GHGニュートラルを宣言します。これにより排出量とオフセットの両方で透明性を高めることが可能です。

GIIGNLは、排出量をできる限り削減することを推進しており、避けることができない残存分のみをオフセットで補います。

GIIGNLのJean Abiteboul会長は、「世界経済においてカーボンゼロを支援するというLNG業界の重要な役割を果たすためには、業界のバリューチェーン全体で一貫した基準をもとに排出量を算定することが不可欠です。

「この枠組みは、業界全体の排出量の削減と相殺に加え、より透明性を高める目的があります」と述べています。

Shell Energy社のエグゼクティブ・バイスプレジデントでGIIGNLのアメリカ地域のバイスプレジデントを務めるSteve Hill氏は、「この枠組みは、LNGカーゴごとの排出量の算定において正確性と透明性を高めるために定量化、報告、オフセットの方法を業界で共有します。この枠組みを適用した『GHGニュートラル』LNGカーゴを促進していくため準備を開始します。

東京ガス取締役会長でGIIGNLアジア地区のバイスプレジデントの廣瀬通明氏は、「GHGニュートラルを達成するための企業戦略は企業によって異なるかもしれないが、業界全体でGHGの削減を達成することが期待されている」と指摘しました。

Sempra Infrastructure社の社長でGIIGNL実行委員のDan Brouillette氏は「枠組みで示されるツールや算定方法によって、LNG関連企業は明確で信頼性の高いGHG排出量報告書を作成し、独立機関から認証を得て気候変動へのコミットメントを果たすことができる」と語りました。

「業界ですぐ枠組みを導入することを推奨するが、リソースと能力を構築するには時間がかかると理解している。世界全体でネットゼロ目標を達成するため、関係者と協力していくことを楽しみにしている」と語りました。

GIIGNLは、メタン排出量削減の重要性も認識しており、枠組みでは、京都議定書の7つすべての温室効果ガスに加え、貨物明細書の中でメタン排出量を個別に報告することを求めています。 

「GHGニュートラル」は、可能な限り一次データに基づき、長期的な脱炭素化のコミットメント、排出削減計画に基づくオフセットのバリューチェーン全体でのカーゴフットプリントです。 

本枠組みは、GHG排出量の算定やフットプリントの決定、オフセット基準の方法を置き換えるものではなく、国際的に合意された既存の基準や方法論をまとめ、LNGカーゴに関連するGHG排出量の算定と報告における基準を提供するものです。

GIIGNLについて

GIIGNLは「LNG輸入者国際グループ」で世界27カ国に86社の会員企業から構成され、世界のLNG輸入量の90%以上を取り扱っています。GGNL50年以上にわたり、会員企業に有益な情報や技術交換の場を提供しLNG産業の発展に大きな役割を果たしています。

 

ソース: International Group of Liquefied Natural Gas Importers