【北京2021年11月29日PR Newswire=共同通信JBN】CRRC Group Co., Ltd.(以下「CRRC」)とクイーンズランド大学(University of Queensland、UQ)は、オーストラリアの産業開発に貢献するより多くの若手人材を支援することを目的としたCRRCメリット奨学金(CRRC Merit Scholarship)の設立を発表した。CRRCからの資金による同奨学金は、クイーンズランド大学工学部の優れた学部生を称え、経済的支援を提供する。
11月17日に行われたバーチャル形式の調印式では、UQの工学/建築/情報工学学部のVicki Chen教授とCRRC企業文化部門のGao Kangディレクターが、CRRCメリット奨学金協定に署名した。奨学金プログラムの設立は、CRRCとUQとの長年のパートナーシップにおける新たなマイルストーンを示すものでもあり、過去数年間にわたり、両者は援助を必要とする個人、組織およびコミュニティーを支援するために共同の努力とリソースを傾けてきた。
CRRCは、奨学金プログラムを通じ、学部の信頼できるパートナーになることで、より多くの若い学生が鉄道業界に入ることを促進し、次世代の意欲的なエンジニアを育成することを目指している。さらに、CRRCは同大学との長年のパートナーシップに基づいて、学生と業界専門家をつなぐ学術セミナーを主催し、オンラインのオープンコースと優先インターンシップおよび就職の機会をUQの学生に提供することにより、工学部学生の経験と教育を強化する。
Vicki Chen教授は「CRRCメリット奨学金は、学生がそれぞれのコースの終わりに近付く中でそれぞれの研究で優れた成績を上げ、キャリアの成功に向かって前進する機会を提供する。UQは、CRRCと協力し、鉄道業界でのさまざまなキャリアを含め、実現可能な進路についての理解を深めるために、研究全体を通じて学生を支援したいと考えている。2022年にCRRCメリット奨学金が開始され、聡明で熱心な学生を迎えることを楽しみにしている。また、われわれはCRRCとの長期にわたる成功したパートナーシップにも期待している」と述べた。
Gao Kang氏は「オーストラリアでは、CRRCは、若い学生にオーストラリアの産業開発に注意を払うよう促して続けている。その取り組みに基づき、われわれはUQ工学部と協力して、今年CRRCメリット奨学金を設立した。この奨学金プログラムについて、当社は、CRRCがクイーンズランド大学との互恵協力を強化し、相互利益をもたらすための新たな出発点であると確信している。また、CRRCメリット奨学金プログラムが、われわれのパートナーシップを拡大するための窓を開き、企業と大学の協力の新しいベンチマークを設定することも期待している」と語った。
CRRCは20年以上にわたってオーストラリアの鉄道業界にサービスを提供してきた。CRRCは、オーストラリアによる高速、安全かつ効率的な鉄道システムの全国的な整備を支援するために同社が進めているジャーニーに沿って、オーストラリアで最初の大学パートナーであるクイーンズランド大学との提携関係を樹立した。これは、研究と教育の相乗効果を生み出し、オーストラリアの鉄道インフラストラクチャーをさらに強化するために、業界の実務家、研究者、学者を結集する同社の取り組みの一環である。